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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

春季高校野球神奈川大会  やっぱり名門のユニフォームは特別

2014年05月06日 | 高校野球




GW後半戦初日。

外はよく晴れて、
何とも言えない野球日和。

ということで、
やっぱり高校野球おやじ、
やってきてしまいました保土ヶ谷球場。

春季神奈川県大会準決勝、
カードは第1試合が横浜vs慶応、
第2試合が東海大相模vs向上でした。

球場についたのは試合の1時間前。

去年は『松井フィーバー』で湧き上がった神奈川県大会で、
春季大会でも例年に比べて、
『えらく観客が入っているなあ』
という感じだったのですが・・・。

今年は『まさか、去年ほどだないだろう』
なんて、ちょっと高をくくった部分があり、 
『え~と、あの辺に座って~』
なんて思いながら球場についてみると・・・・・。

『え~~~~』

びっくり!!びっくり!!!またびっくり!!!!

球場を取り巻く、
あふれんばかりのファン。
何重にも球場を囲むファンの数。

『去年の倍ぐらいいるじゃ~ン』

というぐらいの超ど級の観客の多さに、
改めて神奈川の高校野球ファンの熱を思い知りました。

列に並んで眺めていると、
ふとあることに気が付きました。

それは、
『平均年齢が、半端なく高け~~』
ということ。

失礼ながら、
もう十分に『おじいちゃん』と呼べる年齢の人たちの、
多いこと、多いこと。

それとは逆に、
学生や子供の数の少なさも、
目立ちましたけどね。

プロ野球を見に行くと、
結構若いファンが多いことに気が付くのですが、
神奈川の高校野球って、
『長年のファン』
が多いんですねえ。
改めてびっくりしました。


さて、
ここ2,3年ほど、
『桐光土手ファン』
のワタシは、
『桐光の野球を頭の真ん中に置いて』
神奈川の野球を見ていた気がします。

というのは、
『このチームが桐光と当たると……』
とか、
『この高校の打線に松井が投げるとすると……』
とか、
そんなことを思いながらの観戦だった気がします。


【特定の高校のファン】
としての観戦だった気がするんですね。
(こういう見方の人、多いと思いますが。)


それだけ、
松井クンを全国のマウンドに立たせたかったという思いが強くて、
ちょっと【偏った】高校野球の見方になっていたこと、
否めません。


しかし、
松井クンが卒業した今年は、
ちょっと違う見方になっています。

というよりも、
『元に戻った』
という方が正確かもしれません。

色々な高校にわくわくドキドキしながら、
たくさんの高校の野球を楽しみたいという、
『やっぱり高校野球が大好き』なオヤジとしての見方ですね。


そう思ってやってきた、
約半年ぶりの神奈川県大会だったのですが、
この日は思いっきり楽しめたというのが本音です。

『やっぱり高校野球はいいなあ』
という気持ち以上に、
『横浜、東海大相模のユニを見て、ズキズキと高校野球ゴコロが刺激された』
ということでしょうね。

やっぱり長~いこと見ている、
横浜、東海大相模の試合は、
見ていて楽しいし、
ファン心を刺激してくれます。


この日は、
この【超名門】の両校にとって、
対照的な試合っぷりとなってしまいました。

横浜は『選抜ショック』も癒え、
夏に向けてチーム力を熟成中という姿が随所に感じられました。

もともと持っている力は全国屈指。

しかし全国という舞台で結果が出ない最近の戦いぶりですが、
この夏は渡辺監督にとっても、
『〈この夏に〉賭ける』
大会になるでしょうから、
その手腕の見せ所です。

大ベテランの域に入った渡辺監督にとって、
『全国制覇のチャンス』
は今後そうはないでしょうから、
今年の戦いぶりに注目です。

まずは春季関東大会で、
関東の強豪に対してどういった戦いぶりを見せてくれるのか、
注目しています。


東海大相模は、
まだまだチームとしては熟成されていないという感が残った試合ぶりでした。

しかしながら、
各選手の持っているものは超一級品。

特に投手陣は、
145キロ以上の投手が並ぶ壮観な布陣。
夏までにどう仕上げてくるでしょうか。

その東海大相模を破った向上。

良い野球をやって、
強豪を破りました。

エースの高橋投手。
充分に全国の舞台でも通用する球を投げていました。

打線の振りも鋭く、
さらにチーム全体の盛り上がりのすごさも感じました。

向上はチームとして、
横浜隼人のような『凄み』を持っていますので、
夏の大会でもいったん波に乗ってしまえば、
『手が付けられない』存在になることでしょう。

『夏の神奈川の有力校』
の一つとして、
充分に名前の挙がる存在でしょうね。

ということで、
今年も横浜を筆頭に、
東海大相模や向上、
そして桐蔭、桐光、横浜隼人に日大、慶応など、
惑星になりそうなチームも多い神奈川の夏。

面白いことになりそうです。

まずは17日からの関東大会、
今年は神奈川で開催されますので神奈川県からはこの日戦った4校が出場。

この舞台で、
『神奈川勢の現在地』
を確かめたいと思っています。



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