『国体高校野球』
この響き、
どう響くでしょうか?
ワタシには、
なんとも楽しげな雰囲気に聞こえます。
≪国民体育大会≫
が開催されています。
この国体、
長い歴史のある大会で、
競技によってはこの国体こそが『目指すべき大会』になっていて、
国体を目指して血眼になって練習を積んでいるアスリートも、
多数いると思います。
しかしながら、
国際大会を目指すアスリート、
特にオリンピックを目指す選手たちにとっては、
国体はまさに『いい練習場所』でしょう。
国体自体の開催意義も今や希薄になりつつある現在、
スポーツ欄を見ても国体に関連する記事はほんの少ししかありません。
見直しの時期に差し掛かっている大会であることは間違いありませんね。
(特に開催県がメンツをかけて優勝を取りに行く姿、一般から見ればこんな滑稽な姿はありません。批判を承知でいってしまえば、『優勝したからって何?』って感じですかね。)
そんな中、
正式種目ではないオープン競技である【高校野球】が一番人気で、
いつも盛り上がります。
ほんの2か月前に激闘を繰り広げた甲子園のヒーローたちが、
12チーム集って”最後の戦い”を繰り広げるこのトーナメント、
高校野球ファンにとっては、
エピローグとしては最高です。
試合の雰囲気は、
夏の甲子園とは全く”似て非なるもの”。
同じチーム同士が戦っても、
どこか牧歌的な雰囲気が漂い、
なんとなくオヤジたちのやる”草野球”的な楽しさの漂った試合になります。
”これぞ野球の楽しさ”
ですね。
しかもやっている選手たちは野球力に優れ、
中にはプロに進む選手も多数のエリートたち。
面白くならないわけがありません。
最近では、
5年前の斎藤vsマーくんの『激闘再び』が印象に残ります。
引退した3年生たちの、
楽しそうな表情が印象に残る大会ですね。
そういえば一昨日の1回戦、
能代商はまたも激闘で、
引き分けの末抽選負けをしてしまいました。
またしても印象に残る戦いぶりでしたね。
昨日登場の日大三は、
吉永の完封と8本の長打の乱れ打ち。
『やっぱり強いなあ』
を印象付けました。
ところで、
この時期に行う国体。
センバツを狙う監督さんたちにとっては、
痛し痒しの大会ですね。
新チームで一戦必勝のしびれる大会をやっているさなか、
数日とはいえ監督や首脳陣、
新チームの主力などがチームを離れるというこの事態、
各チームはどうやって対処しているのでしょうか。
能代商、金沢、習志野、作新学院、智弁学園、如水館・・・・・
新チームでの大事な試合の中来ている主なチームです。
新チームでも、
タイトなスケジュールをものともせず勝ち進んでください。
3年生にとっては、
文字通り最後の試合。
この仲間たちとの最後の試合を、
目いっぱい楽しんでほしいと思います。
ちなみに、
日大三、習志野、智弁学園、徳島商の4チームが、
優勝をかけて準決勝を戦います。
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