この週末、
注目されるオリンピックの予選が2つ行われましたね。
ひとつは、
日本陸上選手権(兼ロンドンオリンピック予選)
もう一つは、
バレーボール世界最終予選。
ワタシはもっぱら、
陸上の方を見ていました。
室伏(ハンマー投げ)
ディーン元気、村上(やり投げ)
のほか、
100m、200mや長距離など、
実に楽しいテレビ観戦でした。
『北京の夢よもう一度』
とはいかないと思いますが、
男子100mは、
『リレーはどの選手を選ぶのだろうか』
と思いながら見たり、
障害競技の面白さにはまったり、
目から鱗の3日間でした。
A標準を突破した選手もそうでない選手も、
しっかり日本代表としてオリンピックで頑張ってきてほしいと思っています。
≪日本全国民が、あなたのサポーター≫
だということをお忘れなく。
1億2,000万人の力を得て、
がんばれ!がんばれ!
同時に開催されていたのは、
飽きもしないで毎年世界規模の大会を開催し続けるバレーボール。
『スポーツ大会ではなく、
完全にテレビコンテンツとしてのとらえられ方、作り方をされている』
という一点において、
すでにワタシには『ほかのスポーツ』とは同等に見ることはできません。
それでもまだ、
チラッと見たところで判断するなら、
TBSの方がまだフジよりは”まし”でしたかね。
各選手に”ヘンテコな”ニックネームをつけないところだけでも。
何度も言うように、
バレーボール(特に男子)の実力は、
大騒ぎするようなものでは決してないと思います。
あれだけ日程的にも会場でも、
ましてや会場全部の大音響での応援という面においても【絶対的な】有利さをもらってなお、
勝ちきることが出来ないという実力。
まあ、それまでですね。
男子のバレーボール、
もしロンドンに行くことが出来ても、
また北京の二の舞(全敗での敗退)は目に見えていましたからね。
ほとんど興味はありません。
それでも大メディアを総動員してのあの大騒ぎ。
何とかならないものでしょうか。
最近では、
タレントも総動員して騒ぐ『バレーボールの大会』というだけで、
チャンネルを換えたくなってしまっている自分がいます。
真剣に見たのは、何年前のことだろうか・・・・。
もちろん、
決して選手のせいではないのですが、
番組の作り方は、
なんだか選手のキャラを必要以上にあがめて盛り上げる、
K-1とか亀田のボクシングとかと、
同じ匂いがしてなりません。
メディアがスポーツを放送してくれるというのには、
一定の謝意を感じるのですが、
これだけは言えるのではないですか。
『(昨今の)バレーボール番組を制作している人間は、決してスポーツが好きな人ではないよ。ただのテレビ屋だよ。』