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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の予選を前に・・・・・恒例の定期戦が花盛り

2011年05月20日 | 高校野球

一昨日、第93回高校野球選手権大会の要綱が発表となりました。


今年は電力に配慮して、
決勝戦の開始時刻を9時に前倒し。
先立って行われる準決勝、準々決勝の『1日2試合日』は開始を9時半に、
1回戦などの『1日4試合日』は、
開始時刻が8時になるそうです。

【第1試合は8時開始】
長年高校野球を見続けているオールドファンにとっては、
なんだか懐かしい響きですね。
今年はどんな戦いになっていくのでしょうか。

現在、
高校野球は各地で春季大会が花盛り。
夏への前哨戦として、
熱い戦いが繰り広げられています。

今年は選抜優勝校の東海大相模、準優勝校の福岡国際大付属をはじめ、
春に活躍したチームたちは、
軒並み敗退してしまっています。

しかしながら、
この春季大会の結果で夏が占えないというのは、
高校野球では定説。
巻き返しをする高校、新たに登場してくる高校・・・・・・
いつも夏の戦いは波乱含みなのは、
言うまでもありません。

各校監督が春季大会に望むこととは・・・・。

それはまず『シード権の確保』。
そして次に『戦力の底上げ』
さらに秋に結果が出なかったチームにとっては、
『勝って自信をつける』
ということもあります。

甲子園に直結しないこの大会。
要は各校とも、
『夏のターゲットに向かうための一里塚』
との位置づけでしょうね。

春季大会の総括については、
各地区での戦いが終了したころにまた。


この時期、
これらの春季大会と並行して花盛りになるのが、
【招待試合】と【定期戦】ですね。

まず招待試合ですが、
各地の高野連が主催したり、
地元の新聞社が主催するものから、
高校が独自に招待試合を企画する場合もあります。

今では招待される側も、
チーム強化策の一環として大事な位置づけをしていることと思いますが、
高校野球が異常人気を誇ったふた昔前ぐらいまでは、
有力チームはセンバツ後夏の大会まで、
招待試合に引っ張りだこということがよくありました。

招待された方はエースやレギュラーで戦わなければならないというような【不文律】も存在し、
夏の大会を迎えるころにはすでに満身創痍・・・・・・
になってしまった有力チームも、
よく散見されたものです。

指導者の方も、
『有名税のようなもので、仕方ない』
と思っていたのかどうか・・・・・。

異常なその状態を容認していたような空気がありましたね。

今では全く変わりましたね。


さて、
この時期そんな招待試合と並んで行われることが多いのが、【定期戦】です。
この定期戦、
ワタシは【伝統の】一戦にいつも注目しています。

今年も5月に入ってから、
まずは徳島で【鳴門3校定期戦】が行われました。
鳴門高校・鳴門工業・鳴門第一の3校の定期戦です。

池田高校・徳島商業全盛の80年代から、
それらのチームに対抗しようということで始まったこの定期戦、
来年の鳴門工・鳴門第一の合併に伴い、
今年が3校で戦う最後の定期戦となったようです。

仙台ではこれまた伝統の、
仙台一高 vs 仙台二高
の定期戦が行われました。

両校ともにバンカラが校風の、
古き良き時代を思い起こさせるようなこの対戦。
今年は仙台一高のグラウンドが被災して大変なことになっていたようですが、
何とか例年通りに挙行されたようです。

野球部員のみならず、
たぶん両校の生徒にとってこの『イベント』は【誇り】なんでしょうね。
うらやましい限りの、
伝統の一戦です。

岐阜では岐阜の両雄
県岐阜商と岐阜高校が合いまみえました。

岐阜といえば愛知と並んで高校野球界では、
戦前から強豪の名をほしいままにした地域。
最近では大垣日大などの新興勢力に押され気味の両校ですが、
伝統の力を復活させてほしいものです。

静岡では『静岡の早慶戦』
静岡高校 vs 静岡商業
の対戦も行われました。

そういえば、
愛知では数年前、
愛知四強(中京大中京、愛工大名電、東邦、享栄)が集まってトーナメント戦を開催。
これを定期戦にしようという動きがありましたね。
その後どうなったでしょうか。

東京では、
早稲田実 vs 慶応
のまさに【早慶戦(ジュニア)】
も行われています。

どうせだったら神宮でも借り切ってやったら、
両校盛り上がるのにな~
なんて勝手に妄想しています。

その他でも、
広島商 vs 広陵
の対戦は、
最近では行われているのでしょうか。

お互いが長いライバル関係にあるチーム同士の対戦。
血沸き肉躍るものがあります。

どうかこれからも、
長く続いて行ってほしいですね。

いろいろなロードを通り、
いよいよ高校野球は集大成である夏の大会に向かっていきます。

ワタシにとっても、
これから夏の甲子園が終わるまでは、
本当に楽しい日々が続きますね。

がんばれ!高校球児!
今年も素晴らしい戦いを見せてください。

 


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