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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

祝日本一 日本ハムファイターズ  それにしても、いいシリーズだった!

2016年10月31日 | プロ野球

土曜日の日本シリーズ第6戦。

日ハムが同点の8回2死から大爆発。
3連打から中田の押し出し四球で勝ち越すと、
なんと投手のバースがタイムリーを放ち、
とどめに主砲・レアードの満塁アーチ。

まさにあっという間に6点を奪って、
10-4で勝利を決め、
日本一の栄冠に輝きました。

日本ハムの選手・スタッフ、そしてファンの皆さん。
本当におめでとうございました。

まさに最初から最後まで、
ミラクルなシーズンでしたね。

そんな夢のようなシーズンの締めくくりが、
2試合連続の満塁アーチとは、
恐れ入りました。

素晴らしい野球を見せてくれた選手たち、
そしてこのチームを指揮した栗山監督。
素晴らしいです。

第6戦の先発を増井と聞いて、
本当に栗山監督という人に、
ワタシは感服しました。

誰もが見たいと思っていた、
最終決戦での『黒田vs大谷』。

投げる順番からしても『それはないだろうなあ・・・・』
と思っているファンの上を行く栗山監督の頭の中。
第6戦の先発としての大谷を温存し、
第7戦にもつれ込んだ場合の『最終決戦』に、
引退するカープのレジェンド・黒田に当ててくるという心憎いばかりの采配。

ファンの目線というものを常に意識して、
『ファンが望んでいるもの』
をプレゼントすることこそがプロの野球なんだという姿勢。
感服しました。

しかし野球の神様は、
『そんなには盛り上げね~よ』
とちょっぴり意地悪をしたのか(?)、
第7戦は実現することはありませんでした。

しかしプロ野球ファンは、
確かに幻の第7戦に、
大いなる夢を見ました。

これまでプロ野球を支えてきて今日引退するレジェンド黒田
VS
これからプロ野球、そしてメジャーへと羽ばたくであろうスター大谷

野球ファンとして、
心から見たかった対戦でしたが、
目にすることはできませんでした。

しかしながら、
この第6戦にも、
プロ野球の面白さというものを再発見できて、
本当に面白いシリーズでした。

敗れたとはいえ、
この1年プロ野球を盛り上げるだけ盛り上げてくれたカープは、
”グッド・ルーザ―”を超えて、
”ファンタスティック・ルーザ―”と呼びたいですね。

広島カープの選手、そしてファンなくして、
今年2016年のプロ野球の盛り上がりは、
決してありませんでした。

今年のプロ野球の最大の功労者といっても、過言ではないでしょう。


そして日本一になった日本ハム。

本当に【ぶれないチーム作り】の帰結がこの日本一でしたね。
東京にいた時は、
どこか全体に”引いていた”感じのするチームカラーでしたが、
今や自信を全身にたたえて、
『自分たちのチームは、これだ~!』
という自信に満ち溢れたチームへと、
変身しました。

この良き伝統、
ぜひ引き継いでいってもらいたいですね。

本当に今年のチーム、
いい野球をしますねえ。

ということで、
プロ野球の2016年は、
なんだか新しい風を感じる、
素晴らしいシーズンとなりました。

本当に野球の面白さ、楽しさを再発見できた、
貴重なシーズンでした。


プロ野球の不人気とか凋落とか、
いろいろなことがここ10年ほど言われてきましたが、
『どっこい野球は面白い。そしてなんといっても、プロ野球だねえ。。。。。』
ということをびんびんに感じる、
プロ野球ファンにとってはいい1年でした。


改めて、
日本ハムファイターズ、優勝おめでとう!

そして、
広島カープ、激闘をありがとう!


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