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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

高校野球、地方大会も中盤戦。  波乱が続出! 

2014年07月16日 | 高校野球

甲子園をかけた各地の地方大会も中盤戦。

そろそろ、
各地から『波乱』の声が聞こえ始めてきました。

甲子園の常連校、名門校であっても、
地方大会を勝ちぬいて甲子園に進出を果たすことは至難の業。
それを如実に表している試合が、
宮城と埼玉でありました。


埼玉では、
昨年の選抜優勝校にして、
今年の選手権に3年連続出場を狙った浦和学院が、
3回戦で伏兵の川口に1-4で敗れ去りました。

昨年のセンバツV投手である小島を擁し、
今年も優勝候補筆頭だった浦和学院。

しかし今年は、
昨年小島を支えた打線が『去年とは雲泥の差』(森監督)で、
この日も前半で4点を先制されると、
ひっくり返すパワーは残されていませんでした。

淡々と回を重ねていく姿は、
甲子園でかつて何度も見た『浦学の負けパターン』そのもの。

昨年のセンバツVでこの淡泊さ、試合の主導権を握れないときのひ弱さなどは払しょくされたと思っていましたが、
厳しい終戦となってしまいました。

小島投手にとっては、
『まだ何もやり切っていない』うちの敗戦で、
敗れた実感はわいていないことでしょう。

これで昨年甲子園を席巻した『2年生エースビッグ3』のうち、
小島投手が甲子園への”帰還”を果たせませんでした。

残る前橋育英・高橋投手と、
済美・安楽投手はいったいどうでしょうか。

両投手ともに最後の1年間は故障との戦いに明け暮れ、
県大会でも満足な成績は残せていません。

しかし『剛腕の意地』を見せて、
甲子園までたどり着いてくれるのでしょうか。

それにしても、
完成度の高い『強豪チーム』で甲子園で実績を残した”ポスト年”の戦いは、
本当に難しいものだと感じます。

『何かが去年とは違う』
を埋められないまま消え去っていく強豪校の、
なんと多い事か・・・・・・・と思います。


それはこの日の宮城県でも、
同じことを感じることが出来ました。

強豪・仙台育英の敗退です。

昨年の仙台育英は強かった。

秋の東北大会制覇を皮切りに、
明治神宮大会制覇、選抜ベスト8、
そして夏の甲子園では選抜優勝の浦和学院を激闘の末破った試合がありました。

その時の記事 ⇒  http://blog.goo.ne.jp/angeldad/e/472087b06904fed11e3be19d27cbfb26



2枚看板の投手陣を支える全国屈指の猛打線。

悲願の全国制覇には届きませんでしたが、
『東北の学校で最も優勝旗に近かった』
と噂されるような戦力を整えていました。


その『偉大な先輩』の後を受けての今年のチーム。

戦力の低下が懸念されていましたが、
そこはさすがに名門校。
キッチリと春の県大会を制して、
こちらも浦学と同じく今年の夏も【優勝候補筆頭】として臨んだ県大会でした。

しかし昨日の4回戦。
東北学院を相手にして、
後手を踏む試合展開。

8回に何とか意地で追いつくものの、
追い越すことは出来ずに延長で涙を飲みました。


両校ともに、
3年生は悔しさを抱えての『引退』です。

しかしこの悔しさを持って船出する来年度以降のチームには、
やはり期待してしまいます。

高校野球界を席巻する両チームが甲子園に顔を見せないのはさびしい限りですが、
それだけ戦力が拮抗して、
面白い大会になっているということ。

埼玉はこれで、
秋優勝の花咲徳栄、春優勝の浦和学院の両巨頭が、
ベスト32を前に敗退するという、
前代未聞の混戦大会となってきました。

もしかすると、
『まだ見ぬ学校』
が甲子園の土を踏むかも。

面白くなってきましたね。


そして熊本では、
鍛冶舎巧新監督が率いて全国的に注目度が高かった秀岳館高校が、
延長の末0-1で敗れ去りました。

まあここは、
この秋以降”本格化”するチームでしょうから、
長い目で楽しみに見守っていきたいと思っています。

さて、
毎日速報をチェックするのが楽しくなってきた高校野球地方大会。

Road to KOSHIEN

明日を掴め!!高校球児!!


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