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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

おめでとう 広島カープ 25年ぶりの歓喜! 黒田が、新井が舞った!

2016年09月12日 | プロ野球

土曜日は日本列島が、
真っ赤に染まりましたね。

広島カープが感激の25年ぶりの優勝を決めました。

その瞬間、
一斉にマウンドに向かって飛び出す選手たち。

いつも優勝の瞬間には見る光景ですが、
なんだか久しぶりに、
『よかったな~~~』
と思えるような”その瞬間”でした。

(あっ、去年もヤクルトが優勝して、そんな感じしたんだっけ。。忘れてた。)


そのあと、
若い緒方監督の胴上げに続いて、
カープの優勝のために古巣に戻り、
現役の炎を燃やし続けた黒田、そして新井が相次いで胴上げされました。

『男気一本』で世界の高額なオファーをけり馳せ参じた男、
『地獄を見て』ライバル球団から舞い戻ってきた男、
そんな男たちに引っ張られ、
若きヒーローたちや、
苦労を重ねたベテランなど、
すべての力が結集された優勝でした。

土曜日の試合を見ていたら、
相手の好投手に対して、
全員が『ただでは終わらないぞ』という気概を見せた粘りを打席で見せ、
自分が与えられた仕事はきっちりとこなし、
そしてチャンスと見るやかさにかかって攻めつける。。。

一方守っては、
全員がピッチャーを格段の集中力で支え、
ピッチャーはそれにこたえて攻めの姿勢を失わず投げ込む。

『野球の理想形』

をこのチームにみることができました。
この1年が凝縮された、
本当にいい試合でした。

メンバー構成を見ると、
本当にベテランと若手が、
こんなにも融合して理想的な年齢構成のチームは、
見たことがないほどです。

選手の層も厚くて、
松山、安部、エルドレッドに新井などは、
適度に休みを入れながらしっかりと1年間を戦えるコンディションを整えました。

ベンチワークも、
最高レベルでしたね。


もちろんそれもこれも後押ししたのは、
熱い熱い広島ファンの声援の後押しがあったからこそ。

ワタシも”その瞬間”に、
たくさんの広島ファンの顔を思い浮かべることができました。

『あの人、喜んでるだろうな~』が、
『あの人も、あの人も・・・・・』となって、
改めて『広島ファンって、私の周りにも、こんなにも多かったんだ~』ということを認識しました。

街も盛り上がっていることでしょう。


あの『毎度ガラガラの』広島市民球場の時代が、
懐かしく思い起こされるほど、
今はマツダスタジアムという新球場で、
連日満員がお約束となっています。


SBが見事に大人気球団として再生したのと同じく、
広島も完全に今や超優良の人気球団として、
再生しました。

2,3年前の『カープ女子』が世間に言われだしたころから、
近々いつかはこんな日が来ることを予想していましたが、
ようやくたどり着くことができました。


さて、この無敵のカープが、
今度は1984年以来の日本一に向かっていきます。

まさかCSで負けることはないと思いますが、
大声援に後押しされて、
いったいどんな戦いを短期決戦で見せてくれるのか、
今から楽しみです。

86年、92年のチームは、
正直言って『ちょっと戦力は・・・・』という感じのチームでしたので、
満を持して日本一を取りに行く今年のチームには、
期待しています。

79年、80年の日本一連覇のあの『最強赤ヘル軍団』のチームによく似ている今年のチームで、
広島の街に『日本一の花』を咲かせることができるでしょうか?
どこまで登っていく?滝の頂上は、もうすぐそこだ!


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