SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

腹立たしいけど、結構楽しく応援できる。。。。。

2021年04月08日 | プロ野球

昨日は水曜日。

Jリーグ、フロンターレの試合を見ながら、
ちょこちょことプロ野球のほうもチェック。

Jリーグでは、
フロンターレは鳥栖に対して1-0での勝ち。
GKの離脱など結構ネガティブな話題が多かったここ1週間のチームですが、
ピッチに立てばそんなことお構いなし。

90分間面白い攻防が続いて、
Jの中でも今季この2チームがいいサッカーをしているということを、
証明してくれました。

一方のプロ野球。

巨人vs阪神にしようかとも思いながら、
結局西武vs楽天を選択して、
ちょこまかと見たり見なかったり。

相変わらずピリッとしない投手陣が、
楽天の好調な打撃陣に打ち込まれて連敗。
まあ、さもありなんかなと思いながらも、
先発投手には前日に引き続いて、
ため息しか出ませんでしたね。

なんだかこうボール、ボールばっかりだと(昨日は5イニングで6四球、前日はなんと9イニング14四球)
「野球ってホント、間延びしてつまんねえなあ。。。。」
と思っちゃいますね。

つい1週間前に閉幕した高校野球。
東海大相模の石田投手のテンポのいい投球を思い出し西武の投手達と比較すると、
「ああ、野球って、投手のテンポがいいとなんだか全体が溌溂として見えるんだけど、四球ばっかりでテンポ最悪だと、ダラダラダラダラ・・・・って感じでな~ンも面白くないんだよなあ」
という事がつまびらかになっちゃいますね。

いくら155キロを連発したって、
「試合を作れない」
んじゃあ意味が全くないもんねえ。。。。今井くん、松本くん。


という事で嘆き節ばかりなんですが、
それでもなんだか今季は、
見ていて楽しい・・・・・という感じも強くて、
負けていてもついチャンネルを合わせてしまいます。

というのは、
開幕から故障者が続出する西武。

もとより今年は、
2つのポジションでレギュラー選手を発掘するシーズンと位置付けていたワタシにとっては、
開幕から「まだ見ぬ若手たち」がどんどん起用されていて、
なんだかとても楽しいシーズンの入りになっているのです。

山川が先週痛んだファーストに入っているのは呉念思(ウー・ネンティン)。
台湾で生まれ高校から日本にやってきて、
大学野球を経て西武入りした選手です。

もう6年目の選手なんですが、
これまでの立ち位置は1軍半以下。

時折1軍に上がってくるも、
出番は8回ぐらいからの守備固めのみ。
本来打撃がいい選手なのに、
それが試されることはほとんどありませんでした。

しかし今季。
彼は内野のユーティリティープレーヤーなのですが、
本来のファーストの控えであるメヒアが来日できなかったことから、
ファーストの控えで開幕で1軍に滑り込み。

そして山川の離脱。

という事で先発で出場すると、
打つわ打つわの大ブレーク。
過去6年1本も打っていなかったホームランを1週間で2本も放ち、
堂々と1塁の穴を埋める活躍をしてくれています。


外崎が離脱したセカンドには、
3年目の山野辺が入っています。

大学、社会人を経てのドラ3入団の選手。
もともと浅村がFAで抜けた穴を埋めてくれるように期待されていたものの、
打撃の非力さから起用されることは少なく、
「即戦力」の名が泣く1年目、2年目を過ごしてきました。

3年目を迎えてもブレークの兆しがなかったため、
今年も同じ立ち位置で、
「内野の控え」という称号が定着する寸前でした。
そういう意味では、
とても呉念思と似た立場の選手だったと思いますが、
外崎の離脱に伴い先週末からセカンドでの先発起用となりました。

彼もやはり少ない機会で派手な活躍をする選手ではなく、
こうしてじっくり使ってやれば味を出してくる選手。
なかなか試合の中でいい役割を果たしてくるようになってきています。


もとより空いていたレフトと、
栗山離脱で空席となったDH。

そこは今、
2軍からの這い上がりを狙う「若手外野手」の登竜門的な場所となっています。

外野手は西川、鈴木、愛斗、高木、岸らが争っているポジションですが、
その「(プロ生活での)先輩たち」を横目に、
しっかりとポジションをつかむチャンスを迎えているのが、
ドラ4入団の新人若林。

最初の1週間はさすがにプロに慣れるのに必死という感じでしたが、
代走や守備固めで使われすでに4盗塁。
プロにも慣れてきた本拠地でのこの楽天3連戦で先発起用されると、
一昨日プロ初ヒットを放ち昨日は初アーチを含む3安打の固め打ち。
もとより守備、走塁の得意な選手でもあり、
「辻監督好み」
で間違いないので、先発起用も増えてくることでしょう。
しっかりとレギュラーをつかみそうな勢いです。

中村を休ませながら使うという方針の中、
サードも次世代を狙うレギュラーの台頭が待たれるのですが、
新人ドラ6のブランドンが先週初ホームラン。

すると今度は、
新人ドラ1の渡部が週末のSB戦で初アーチ。
サード、DHのレギュラー争いに参戦してきそうな感じがします。
ここに昨年は不祥事でグラウンドに立てなかった佐藤が加わりますが、
レベルの高い争いを繰り広げてもらいたいですね。

今年はこの野手陣の底上げ、
かなり進みそうな感じがして、
投手崩壊でふがいない試合になっても、
なんだか「新たな野手を見る楽しみ」で、
最後まで消さずに見ちゃう・・・・・というワタシがいます。

こういうシーズンは、
なんだか順位に関係なく楽しいなあ、
そんな風に感じています。

「消去法で選ばれたレギュラー」が、
まだ2人はいる西武。
また、大ベテランのポジションも2つありますので、
その後釜も狙っていけます。

どんどん下から突き上げて、
レギュラーの座、奪っちゃってくださいよ、若手たち。

レギュラーの座は、
与えられるものではなくつかみ取るもの。
世間の人たちが「久しぶりに西武を見たら、なんだかガラッと顔触れが変わっていた~」
って驚くようなことになっちゃってください。
期待しています。


投手陣については。。

後ろ(リリーフ陣)と前(先発陣)で、
どうしてこうもクオリティーが違うのだろう。

後ろは見事に整備されてきたっていうのに、
前はいつまでたっても四球、四球のオンパレードで、
監督を「勝負する気あるのか!!!」と怒らせるやら呆れさせるやら。。。。。。

まあ、
ワタシは投手コーチのクオリティーの差(リリーフを見ているピッチングコーチと、先発を見ているピッチングコーチの差)が如実に出ていると思っていますがね。。。。Nコーチ、どうでしょうかね、この見解!

1週間に一度しか投げねえのに、
初回からストライクが全く入らず、
5回すら投げ切れねえなんていうピッチャーが、
先発のマウンドに上がるなんざあ、
100年はええよ!!!!

そう思っていますがね。

こういう時のベテラン頼み、と思っているのですが。。。。

カーミニーク(西武第2球場)にいっぱいいるベテラン陣は、
今いずこ。。。。

内海~、榎田~、十亀~
いったいどこで、何してるんだよ~~~~。
出番だってば~~~。



ロケットスタートを決めたとて、
このまま首位を走れるわきゃあねえと思っている今年の西武。

でも今年、
弱くたって見どころは満載ですぜ。



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