SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第48回明治神宮大会 明日開幕

2017年11月09日 | 高校野球

今年最後の学生野球の祭典、
明治神宮大会が明日開幕します。

今年で48回目になるこの大会。
毎年言っていますが、
高校野球と大学野球の全国大会を同じ会場で見られるこの大会は、
本当に贅沢な大会だと思っています。

高校の部は、秋季地区大会優勝が一堂に会して、
優勝を争います。
来春の選抜高校野球大会もプレ大会としての位置づけもあり、
毎年盛り上がる優勝争いになりますね。
昨年は安田の履正社と清宮の早実が決勝で対決。

思えば両主砲ともにドラ1でプロに入団したんですから、
贅沢な対決ですよね。

この対戦以外、
高校でドラ1同士が直接対決したこと、
結果的になかったんですから、
貴重な一戦として記憶されます。

大学の部は、
大学球児が全日本大学野球選手権と並び『目指すべき大会』として位置づけられており、
学生最後の大会として非常に重要な大会です。

日本一の争いとともに、
先のドラフト指名を受けた選手たちがいったいどのようなプレーをするのかということに注目して見るのも、
楽しい味方ですね。

今年も慶応のスラッガー岩見などスラッガーもそろっていますし、
投手では来年のドラフト候補に挙がるピッチャーも多く、
激しい戦いとなりそうです。


高校の部組み合わせ ⇒ http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2017/2017jingu_highschool.html 

高校の部は、
バリバリの優勝候補である大阪桐蔭の戦い方に注目が集まります。
『ひょっとしたら、史上最強のチームではないか?』
との呼び声も高い今年の大阪桐蔭。
ワタシは個人的には、83年度の池田、85年度のPL学園、98年度の横浜、06年度の駒大苫小牧が、
この秋の時点で『最強のチーム』だったと思っています。

池田、PLはまだ明治神宮大会が招待大会の時代だったのでこの大会に出場してはいませんが、
横浜、駒大苫小牧は優勝を飾っています。

その後、池田は選抜優勝、夏4強。
PLは選抜4強、夏優勝。
横浜は春夏連覇。そして駒大苫小牧は、春出場辞退、夏準優勝に輝きました。

それぞれに、池田・水野、PL・桑田、横浜・松坂、駒大苫小牧・田中と、
その秋のドラフトで1位指名を受けた超高校級の剛腕を擁して、
しかも強力打線が彼らを鋭く援護するという非の打ち所のない大型チームで、
秋の時点から『今年は○○で決まりだろう』と言われていたチームでしたね。

その超強豪に肩を並べる、
いや、それらのチームをしのぐほど、
大阪桐蔭の評判はいいですね。

すでにU-18の主力にして世界にその名が知れ渡る5ツールプレーヤーである藤原、
驚異の身体能力で”大谷二世”の呼び声も高い根尾、
150キロに届かんとする質のいい剛球を投げるエース柿木。

この3人の『ドラ1、しかも競合間違いなし』と言われる3人がチームの骨格を成し、
その他でもドラフト指名候補がゴロゴロいる超エリート集団の大阪桐蔭。

質の高い攻守や粘り、根性、采配などどれをとっても高校野球界では抜けた存在であり、
ワタシは『大阪桐蔭vsそれ以外のU-18』の対戦を、
本気で見たいと思っているほど質の高いチームです。

あるいは大阪桐蔭単独チームで、
世界に出ていってもいいかもしれない・・・・・とまで思っています。

そんな『20年、いや、50年に一度のチーム』の可能性を秘める大阪桐蔭を実際に見られるこの機会、
『のがしてなるものか!』
と思っています。

『どこが優勝するか?』よりも、
『大阪桐蔭がどんな戦いを見せるのか?』
ということに注目しています。

また、個人的には、
連勝記録を続けているという九州の創成館にも注目しています。

関東勢?
東京も含めて、今年はレベルが他地区よりも上回っているとは、
どうしても思えませんね。
でも『地元の大会』ですから、
がんばってほしいとは思っていますが。。。。。

明徳・静岡などの”秋の常連”やおかやま山陽、日本航空石川など夏の選手権出場の勢いを持続して秋も地区を制してきた学校にも注目しています。
北の猛者、駒大苫小牧と聖光学院は『寒けりゃ寒いほど、力が出るぜ!』という感じかな?



大学の部組み合わせ ⇒ http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/2017/2017jingu_college.html

大学の部は、
慶大と東洋大という東京六大学・東都大学で最終戦で優勝を決めた2チームが、
リーグ戦での苦しみを糧として今大会粘り強い戦いぶりを見せるのではと思っています。

実力では、
日体大が結構いいかもしれません。
関東地区代表決定戦での戦いぶり、
期待を持たせるものでした。

創価大や地方の各大学も、
虎視眈々と上位を狙っています。

しかし今年の最後の試合では、
慶大vs東洋大の両雄対決が、
見たい気もしますね。


ということで、
心配された天気も何とか持ちそうで、
寒さが気になるものの、
熱い戦いになりそうな予感がします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« LAフットボール | トップ | 1年納めの九州場所 今場所も... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事