≪春季高校野球関東大会≫
【準々決勝】
浦和学院 6-3 山梨学院
東海大望洋 3-0 桐蔭学園
専大松戸 7-5 常総学院
前橋育英 8-5 桐光学園
春季関東大会は悪天候の中準々決勝が行われ、
ベスト4が出そろいました。
選抜優勝の浦和学院は打線が息を吹き返しての貫録勝ち。
千葉優勝の東海大望洋は、桐蔭のエース斎藤を打ち込んでの完勝。
専大松戸の持丸監督は、”恩返し”とばかり元率いた常総学院を破れば、
前日12イニングを完投した松井を温存した桐光学園は、打ち合いの末前橋育英に敗れました。
さて、
桐光学園の話題です。
先週宮崎県の招待試合に招かれた桐光ナイン、
3試合をこなして帰郷するとすぐに関東大会の準備に取り掛かり、
土曜日開幕の関東大会に向けて栃木に遠征。
(宮崎では日大三高、報徳学園とともに招待されました)
そして週末この関東大会で2試合をこなすと、
次の週末には、今度は熊本県に招かれて招待試合に出発します。
ここでも3試合の予定。
(浦和学院とともに招待されました)
更に帰郷して次の週、
今度は福岡の招待試合で4試合。
(早実とともに招待されました)
4週連続の遠方への遠征試合で、
忙しい週末が続いていきます。
少なくともこれまでは、
甲子園に出た年やその翌年にも、
桐光学園が、こんなに【大人気】になったことはありません。
九州の3県に招かれるなんて、
いくら松井くんを擁しているからと言っても、
人気出過ぎですね。
ちなみに九州の各県高野連、
わざわざ4月の早い時期に春季大会を行い、
その後はオープン大会や招待試合をバンバンやって、
夏までに各校の力をアップさせようという試みをしているため、
九州の招待試合が多いんです。
高校サッカーでもこういった取り組みで、
九州勢は全国で最も強い地区になりました。
野球も近年の躍進ぶりは顕著です。
九州の高野連の”本気”、
素晴らしいことだと思いますね。
さて、
こんなに招待試合が毎週続くのって、
ワタシの古~い記憶をひもとくと、
【江川の作新】【原の東海大相模】【やまびこ打線の池田】
あたり以来じゃないかな。
まあ、
強豪は毎週強豪同士で練習試合を行っていますから、
それと同じっていやあ同じなんですが、
やっぱりタイトなスケジュールには”老婆心”という名の心配が、
頭をもたげてきますね。
『調整、調整』
ばかりの毎週になってしまうと、
大事な”最後の”夏の大会を控えて、
ちょっぴり心配になってしまいます。
やっぱり人情としても、礼儀としても、
招待されれば、
”大エース”がいれば、
その彼を投げさせないわけにはいきませんからね。
かつての、
その”大エース”たちが、
何年も経ったのち”回顧録”で招待試合の様を語っている文書、
たくさん読んだことがあります。
一様に『どうしても投げざるを得ないので、それが故障の遠因になった』
『最後の夏は、招待試合の連続で疲れを溜めて、調子が上がらなかった』
ということが綴られており、
心配に拍車がかかってしまいます。
江川、池田高校、銚子商・土屋らの話、
いまだに心に残っています。
(池田・蔦監督も、『招待されたとしても、自分たちで調整して、絶対に無理をさせてはいかん』と言っていたようですね。)
こんなこと部外者が心配してもどうしようもありませんが、
どうか御無事で・・・・・・。
な~んてね。
(本当に心配しています)
7月28日(神奈川県大会決勝)に調子をピークに持ってこられますように…。
*それに、”土手”に行っても誰もいないんじゃあ、この時期のワタシの週末の楽しみもなくなっちゃうしなあ・・・。
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