SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

A・O・N

2012年10月12日 | スポーツ全般

昨日から始まったゴルフの日本オープン。

主催者の粋な計らいで、
青木・尾崎・中島のAONが同組で揃い踏み。
観衆を大いに沸かせてくれました。

年齢を聞いてみると、
青木が70歳、尾崎65歳、一番若い中島でも57歳。
とてもレギュラーツアーに出るような年齢ではありませんが、
歩く姿も立ち姿も、
そしてショットやパットの姿も、
ほとんど昔と変わっておらず、
嬉しくなっちゃいました。

日本のゴルフを長く支えた3人。

70年代から90年代にかけては、
毎週のように3人の姿を見ていたように思いますね。

ジャンボはまさに【キング】とでも呼べるような強さを誇り、
その立ち居振る舞いなども、
日本のゴルフの顔でした。

しかし典型的な『内弁慶』の選手。
海外のツアーに参戦すると、
途端に『シューン』となってしまったように見え、
海外での実績は皆無。

その真逆を行ったのが【業師】青木。

国内ではやや尾崎に実績で劣ったものの、
海外での実績はピカイチ。
あのハワイアンオープンでの、
優勝を決めたチップイン。

まだまだ瞼の奥に、鮮やかにそのシーンが蘇ってきます。

そしてシニアではアメリカツアーに長く参戦。

ある時そのシニアのオープンで、
ギャラリーとして青木について回ったことがあるのですが、
”音に聞こえた”リー・トレビノやチチ・ロドリゲスと楽しそうにジョークも交えながらラウンドする姿に、
【世界の青木】を実感したものでした。


中島はプレーというよりも、
その軽快なしゃべり(長く彼のラジオを聴いていました)や、
不調に陥った後に立ち直るまでのインサイドストーリーだとかに、
興味がありました。

『ゴルフの伝道師』
の役割を果たす選手ですね。


数年前からの石川遼の出現によるゴルフブーム。
去年あたりから、
やや陰りが見え始めています。

しかし先週、
池田勇太が久しぶりにツアー優勝を飾り、
石川遼も復調に向けての兆しを見せ始め、
また盛り上がっていく気配です。

そんな中での、
『往年の名プレーヤーたち』
による技の競演。
楽しかったあ。

そしてこれが、
レギュラーツアーでの出来事なので、
なおさら『いいなあ』と思ってしまいます。


ゴルフって、
いくつになっても変わらずにプレーできるところが、
いいですよね。

これが野球やサッカーだったりすると、
70や65の元選手を連れてきてプレーさせたら、
『往年のイメージが台無しになる』
プレーの連続でしょうね。

微笑みながら見るにはいいかもしれませんが、
苦笑いになっちゃうこともしばしばですから。
(プロ野球マスターズリーグっていうのがありましたが、あそこでプレーする50代以上のプレーヤーのプレーって、ひどかったですもんね。とても金取って見せるようなプレーではありませんでしたからね。)

いくつになっても変わらぬ姿を見せてくれたAONに、
大きな拍手を送ります。

出来れば今日も踏ん張って、
決勝ラウンドに進んでください。


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