12/14 東京・両国国技館
◇WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン IBF6位
井上尚弥(大橋) ○ TKO ● アラン・ディパエン(タイ)
8回2分34秒
井上尚弥が久しぶりの日本でのタイトルマッチ。
ディパエンに対し終始攻め続けて、
8RにTKOで防衛を飾りました。
正直、
ライブで見ていないので、なんとも論評しようがありません。
やっぱりボクシングはライブで見ないと、
そのコーフンは1/10?
いや、それ以下でしょうね。
なにせ結果がわかってから見るわけですから、
見ている焦点は「井上がどう戦い、どんなパンチで倒したのか?」
という事だけで、
ワクワク感は皆無となりました。
会場に行かず、PPVにもお金を落とさないファンは、
これからこんな感じでボクシングを見るってことなんだろうか?
そんなこと”だけ”を感じた、
うすら寂しいタイトルマッチという印象です。
ボクシングファンのワタシとしては、買って
もちろん村田vsゴロフキンとか、
井上vsドネアとか、
そんなビッグマッチなら会場にチケット買って駆けつけるかPPVに申し込みますが、
この日の試合のような半ば「ミスマッチ」に近い試合はそうはならないと思うので、
こんな感じで試合を結果から見る・・・・という事になるんだろうな。
そんな”ボクシング観戦の未来”を感じるモンスターの試合でした。
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それまで情報は遮断していましたので、ほぼライブ感覚で見ましたが、何かが違う・・・
TV画面とPC画面の違いは当然ですが、妙に気持ちが入り込めないというか、
相手との力の差が歴然としていたためにハラハラ感が全く無く、
なんか過去の試合をYouTubeで見ている感覚になっていました。
やっぱりTV中継じゃないとね。
大橋会長が「こういう(PPV)ような流れになっていかないといけない」
というようなことをコメントしていました。
経営していく為、また、選手のファイトマネーとか考えるとそうなのかもしれません。
ただ、ボクシングファンを開拓できるかというと、疑問ですね。
井上という日本ボクシング史上最高のボクサーですら、ここにきてようやく知名度が追い付いてきたかなという印象なのに
このような流れになると、これからのボクサーの知名度は・・・というよりボクシング人気
ボクシングそのものが地盤沈下していきそうで不安でなりません。(そりゃないか)
はたして受け入れられるでしょうかPPV。
当日、どの番組欄にも載ってなかったのがショックでしたね
「WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ」という文字がどこにもない!
自分が取り残されていくような虚しさがありました。
いっそのこと拠点をアメリカに移してくれたほうがWOWOWで見れるし(加入してませんが)
そんなこと本気で思っている次第です。
せっかく今までの世界戦は録画してきたのに・・・
もう少し安けりゃ、カードに見合う金額なら考えてもいいけどさ。(ブツブツ。。。)
PS
試合の方は何も言うことはありません。
序盤ジャブに拘ってましたねえ。
ジャブのみで勝負あったってな感じです。
あっぱれ。
hanahanaさん、ワタシも井上の防衛戦、実況で楽しむことができませんでした。
そしてあとからユーチューブでみて、
何だかこれは、全く面白くないものだなあ・・・・・と思ってしまいました。
これが続くという事になると、間違いなくボクシングは一般世間から離れた存在になってしまい、一部のマニアだけのものになってしまうなあ・・・・と感じましたね。
それがスポーツの流れと言ってしまえばその通りなんですが、hanahanaさんもご指摘のように、井上尚弥という日本ボクシング史上類を見ない怪物でもあれぐらいの知名度しかない現在ですから、今後はもっと厳しいことになっていくのが見えているようです。
今後ボクサーは、日本というものは完全に捨て去って、海外にのみ目を向けていく感じになるのかなあと思います。フィリピンのボクサーたちのように。我々はそれを遠くの空から配信で眺めるという未来が、現実になりそうですね。
そうなるともう、日本での世界タイトルマッチが行われることはほとんどなくなって、日本での試合は後楽園ホールのような舞台での、日本タイトルマッチぐらいが残っていくというような。。。。。。
しかし井上も大橋会長も、「未来はこれだよ、これ」みたいな感じでPPVでの興行を嬉々として語っていますが、なんか違和感があるんだよなあ。。
何だか今回のタイトルマッチは、いろんなことがあって、ほとんど楽しめませんでした。