松井 日米通算2,500本安打

MLBも週末に開幕しました。
毎年ワクワクしながらこの開幕を待つのですが、
今年は何となく興味の外にあったのは確かです。
MLBまで気持ちが回っていきませんでした。

しかし週末に開幕した映像をみると、
やはり一気にMLBへの気持ちも盛り上がってきますね。
やや停滞している気持ちが、
一投一打に歓声を上げるたびに晴れていくようにも感じました。
やはり”スポーツのチカラ”をここでも感じました。

さて、
開幕戦からマリナーズvsアスレチックスの対戦が組まれ、
さっそくイチローvs松井の対決が見られました。

そんな中、
松井は昨日の開幕初ヒットで、
日米通算2,500本安打を達成しました。

思えばあの夏の甲子園での4打席連続敬遠から始まったともいわれる松井伝説。
ドラフトで長嶋監督が彼を引き当て、
何と言われようとも【4番】に育てきったのは、
ある意味運命と言っていいかもしれません。

そして長嶋監督が巨人を去ってしばらくして、
松井もMLBに新天地を求めたんですよね。
『もっと高い位置に自自分を置き、どれだけできるか試してみたい』
それが移籍に際してのコメントでした。
まさに、”アスリートのそれ”でしたね。

いつでもしっかりと自分の言葉で質問に答え、
紳士的なふるまいを絶対に忘れない松井は、
やはり【誇れるべきヒーロー】ですね。

武士のようなたたずまいを見せる【バットの求道者】イチローと、
実にいいコントラストを見せてくれています。

ワタシをはじめとして、
MLBを楽しんでみているファンの人たちは、
イチローと松井が引退して彼らのプレーが見られなくなった時、
彼らがいかに素晴らしい、不世出の存在だったかということを、
心の底から思い知らされるんでしょうね。

その日が来るのが怖い。

しかしいまは、
彼らのプレーが当たり前のようにみられること、
感謝しながら今季もその活躍を追っていきたいと思っています。

考えると、
松井も巨人で10シーズン、MLBで9シーズンと、
MLBでのキャリアが巨人でのキャリアに追いつこうとしています。
もうそんなに長くMLBでプレーしているんだなあ、
なんてちょっぴり感慨にふけっていました。

今一度『ゴジラ大爆発』が見たいですね。
アスレチックスは、
ワールドシリーズに出るにはちょっと力不足の感もしますが、
頑張ってほしいと思います。

見たい、見たい・・・・・
と思い続けても実現せずに、
ついには見ることができなかった・・・・・・

ということがないよう、
何とか松井とイチローのプレーを生で観に行きたいと思っていますが、
どうなるでしょうかね。
（難しいでしょうね）

NYに行くよりは西海岸のほうが、
心理的な距離も近いし、
行きたいなあ。

いずれにしても松井さん。
まだまだあなたが輝くのはここから。
【ゴジラ来襲】で現地の紙面がにぎわうこと、
期待していますよ。