決戦は火曜日!
何だか今ひとつしっくりきませんが、
六大学野球春のリーグ戦は、
『この一戦』
ですべてが決まる決戦の日を迎えました。
片や昨日まで9連勝で完全優勝かと言われた法政。
こなた厳しい戦いをくぐり抜けここまでたどり着いた明治。
1勝1敗1分け
文字通り、
これに勝てば優勝という、
名門同士の熱い戦いは、
『プロ野球開始5時間前』
というタイトなスケジュールの中、
神宮球場で行われました。
明治はとにかく、
今季の戦いのキーワードは“粘り”。
東大戦以外はすべて第三戦にもつれ込むという厳しいシーズン。
これをことごとくモノにして勝ち点を落とさず、
更に今週も初戦完敗ながら第二戦に引き分けに持ち込むと、
昨日の第三戦で逆王手をかけこの日を迎えました。
多分今季については、
明治の関係者、選手、ファンも、
『優勝』
を強く意識して臨んだシーズンじゃなかったのではないか、
そんな気がしています。
しかし、
激戦をモノにする事によって、
確かに彼らは“強く”変身しました。
この『最終戦』も、
先制したのは法政。
中盤に追いつくも、
すぐさま突き放されて後半を迎えるという今季の戦いを象徴するような試合になりましたが、
ここから粘り腰を見せたのも、
今季の明治らしかった。
6回にタイムリーで追いつくと、
満を持してエース・山崎が登場。
法政の猛爆打線を抑えチームに勢いをつけ、
それに応えた打線が、
8回に法政痛恨のミスでついにこの試合はじめての勝ち越しました。
そして、
最終回も山崎がシッカリと抑え切り、
この瞬間、
明治の35度目のV!
歓喜の瞬間を迎えました。
明治の善波監督。
島岡御大の薫陶を受けたこの人、
なかなか素晴らしい監督だとワタシは思っています。
今季はここまで本当に苦しい戦いばかりでしたが、
その分だけ嬉しさも倍増でしょう。
おめでとうございます!!
♪白雲なびく駿河台~
明治の校歌が神宮の森にこだまし、
応援席では『やっぱり明治がNO1』と、
笑顔があふれたことでしょう。
さあ、
明治には、
休む間もなく課される、
大きな目標があります。
程なくして始まる、
全日本大学野球選手権大会です。
昨年の早稲田に続き、
東京六大学野球代表として、
何としてもこの大会を制覇しなければなりません。
しかし今季の大学野球界、
なかなか波乱含みです。
東都では最終週まで優勝争いがもつれ、
プレーオフの可能性も含みます。
首都では東海大が敗れ去りました。
剛腕・大瀬良の九州共立大も、
出場なりませんでした。
まさかの展開も、
十分考えられる戦国大会と言ってもいいでしょう。
そんな中、
この明治が粘りに粘って快進撃を続けていく姿、
なんとなく目に浮かびます。
果たしてその通りの戦いぶりを見せてくれるか、
楽しみです。
明治の本当の戦い、
これからです。
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