SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

突如覚醒!ズンドコきよし

2010年06月21日 | プロ野球
世間の話題はワールドカップ一色。
街も【サムライブルー】で埋め尽くされている感じです。
いいですね。

しかし、
プロ野球も変わらずやり続けています。
話題にはなりませんが。
まあ、
いつもやり続けているという、
そこが野球のいいところですがね。

さて、
そのプロ野球での珍事をひとつ。

西武ライオンズのキャッチャー・細川選手のこと。
ライオンズのキャッチャーは、
20年の長きにわたり伊東選手が勤め、
その後釜に座ったのが細川選手。

キャッチング、リードなどは、
あの野村監督をして『日本一のキャッチャー』
と言わしめていましたが、
何しろバッティングが悪い。

城島・古田など中軸を打つバッターと違い、
打線での定位置は8番か9番。
あまりにも打たないので、
ちょっと打つキャッチャーが出てくると、
『レギュラーのピンチ』
といわれることが年中行事。

昨年ケガで休んでいる間に
若手・銀次朗が台頭。
今季の開幕前は、
『細川の定位置ピンチ』
といわれていました。

その銀次朗がケガでシーズンを棒にふり、
レギュラー捕手としての座は安泰でしたが、
あまりにも打てない・・・・・打てなすぎる。

ファンもかなりイライラしていたみたいで、
『代えろ』『新しい捕手を獲れ』
とかなり辛らつに言われていました。

開幕後約3ヶ月。
打席に立っても立っても打てない正捕手。
フロントがついに重い腰を上げ、
ヤクルトから米野捕手をトレードで獲得しました。

そ~したら、
お尻に火がついたのでしょうか?!

この交流戦後初の3連戦、
信じられないくらい大噴火~!

第1戦 満塁アーチ
第2戦 3ランとタイムリー(4打点)
第3戦 満塁アーチ

ねっ 信じられないでしょ!
3試合で12打点。
ここまで3ヶ月で15打点だったバッターが、
たった3試合で12打点。

どうしちゃったんでしょうか。
信じられん!

彼の出身地の青森にちなんで、
”恐山大噴火”
としておきましょう。

ちなみに、
彼が打席に入る時のテーマ曲は
『キヨシのズンドコ節』。

そこはかとなく顔が似ているとのことで、
氷川きよしにちなんで、
ファンからは『ズンドコ』といわれています。
(ワタシはぜんぜん似ているとは思いませんが)

♪ズン ズン ズン ズンドコ
とテーマ曲がなると、ファンが声をそろえて
『きよし~』
と叫ぶという、なんだかよくわからない応援に乗って打席に入る細川。

【恐怖の9番打者】
として、
ずっと相手に脅威を与え続けてくれると、
いいのになあ。

そういえば、
昔巨人にも山倉という捕手がいたなあ。
細川と同じくらい打てなくて【意外性の男】なんて言われていたけど、
昭和62年だっけなあ、
王監督の頃、
1シーズンだけ大爆発したことがあったんですよねえ。

あんなことを期待していいですかねえ、細川さん!


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