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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

日本シリーズ第7戦  オリックス 見事に26年ぶりの日本一!! 

2022年10月31日 | プロ野球

日本シリーズ第7戦。

オリックスの青い波は止まらず、
ヤクルトを飲み込み日本一を達成。

8回に追い上げられたとはいえ、
やはり投手陣が見事な投球を披露したことが勝因ですね。
素晴らしい日本一だと思います。

敗れたヤクルトは、
打線の調子が最後まで上がらなかったですね。

というか、
オリックスの投手陣、特に救援陣には、
ヤクルトの強打線でも分が悪かったという事ですかね。
中でもやはり、
山田・村上の3・4番のバットが、
最後まで火を噴かなかったことが痛かった。(まあ、村上は最後に少しだけ意地を見せましたがね。)

オスナがどんなに打っても、
やはり中軸が機能しないと打線はつながりません。

昔から日本シリーズには、
「シリーズ男」と「逆シリーズ男」が出現するというのが定番。

どうしてもシリーズで活躍できずドツボにはまってしまう選手が出るのは、
短期決戦では仕方がないですね。
昔はあのイチローですら、
シリーズで抑え込まれたことがありましたもんね。

まあ山田には、
来年また活躍してもらいましょう。


それにしてもオリックス。
第1戦に敗れ、しかも大エースの山本を失い、
0勝2敗からまくって勝つなんて、
奇跡としか言いようがありません。

ペナントレースも最後の最後でまくり勝ちでしたし、
やっぱり今年は「オリックスの年」だったんですね。
見事でした。

新世紀を迎える前後から、
ず~っと不遇をかこってきた、
阪急と近鉄の血を引くこの名門球団。

しかし中嶋監督を指揮官に据えてから、
あきらかにチームの雰囲気が変わって、
強いチームのオーラをまとってきました。

何年か前、
オリックスが迷走していた時、
ワタシはこのブログで「オリックスに一番必要なのは、敗者のメンタリティーを取り除くこと」なんて書いたことがあります。

中嶋監督が見事にそれを取り除き、
だんだん自前の選手も育ちチームの核になっていって、
ついに昨年、今年と実を結んだと言えるでしょうね。

特に投手陣。
見事としか言いようがありません。

山本が痛んだ後、
山崎福、宮城、山岡、田嶋で回さざるを得なくなったとき、
正直ヤクルト打線の餌食になると思いました。

しかし各先発投手が、
5回、ないしは6回めがけて必死の投球をして、
それを山崎颯、宇田川、比嘉、阿部、ワゲスバック、平野らが、
「俺たちが出てきたら、もう1点もやらないぜ!」
とばかり剛球をビンビン投げ込んで、
ヤクルト打線を蹂躙しました。

多分この日本シリーズが、
オリックスの投手陣、
今シーズンで一番調子がよかったんじゃないかな?!

あの投球を見せられたんじゃ、
どのチームが来ても6回から点を奪うのは至難の技でしたね。

中嶋監督は、
さらにそのリリーフ陣の使い方が冴えに冴えていましたね。

今シリーズ、
どうも選手の起用が「当たらなかった」高津監督に対して、
中嶋監督は用兵がズバリ。

1番に起用した太田は、
先頭打者ホームランで期待に応えましたし、
杉本の「実質3打点」の走者一掃を放ちましたしね。


お見事な日本一。

オリックスは中嶋監督の下、
黄金時代へ突き進んでいきます。
なんだかファンの数も、
うなぎ上りのようですしね。

*昔の阪急のように、
 勝っても勝ってもファンがむしろ減っていった・・・・・・・・
 なんてこと、ないみたいですし。

パ・リーグはこれから、
面白くなってきそうですね。

オリックスとSBが覇権を争い、
そこに新球場の日ハムがどう絡んでいくか。。。。。。。
残りの3球団も、うかうかしちゃあいられません。

今年もプロ野球、
昨年に続いて最後まで熱戦が展開された日本シリーズで幕を閉じました。
いい感じです。

数年前までの日本シリーズのしらけた感じ、
ここ2年は全くありませんでしたしね。

来年もまた、
プロ野球も、また海の向こうでも、
野球というおもしろい競技が、
ワタシ達をコーフンさせてくれそうです。

おめでとう、オリックス!!



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