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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ちらほらと聞こえてくる、キャンプの成果

2020年02月20日 | プロ野球

2月1日からのプロ野球キャンプ。

今年は開幕が1週間前倒しされたという事もあって、
キャンプの前の自主トレ段階から、
選手たちの仕上がりが早いと感じていました。

少し前までと違って、
今や2月1日のキャンプ開始からすぐ、
投手はブルペンでのピッチングを開始して、
ビュンビュン飛ばしていくという光景が珍しくなくなりました。

ベテラン陣もしかり。
昔のキャンプは、
ベテランなど自分の調整の仕方がわかっている選手は、
結構キャンプの序盤は「体を慣らす」感じでちんたらと体づくりをしていて、
「のんびりしているんだなあ」と思ったものでした。

例えば西武の東尾なんかは、
キャンプの中盤までブルペン入りはせず、
オープン戦も最後の最後まであまり登板せず、
開幕前最後・・・・となる時点で、
ようやく完投に近いようなイニングを投げて、はい出来上がり。。。。
そんなイメージが強く残っています。

MLBのキャンプもそんな感じですよね。
ワタシの好きなエンジェルスは開幕前の2日間、
フリーウェイシリーズをドジャーズと行って、
その時に主力が勢ぞろいしてキャンプもハイ終わり・・・・・
って感じで、
主力はいつの間にやら仕上がっていました。

こんなに事細かに連日キャンプをウォッチしているのって、
やっぱり日本だけじゃないのかな?

見出しだけはおっきいけど、
書いてある記事はな~んてことはない…
っていうのが日本のスポーツ紙のキャンプ時期のお約束ってとこでしょうか。

そんな中ではありますが、
ワタシが今年の春季キャンプで一番驚いたのが、
ほかならぬ今季から西武に戻って来た松坂の調整についてでした。

このブログの記事でも何度か触れましたが、
ワタシは松坂の入団を「引退への花道」だと思っているので、
過度な・・・・・というよりも全く戦力としては期待していなかったですし、
その動向にもほとんど興味がありませんでした。

しかし送られてくる数々の記事やら動画やらを連日見ていると、
まあ松坂の動向を追ったものが多い。

という事でブルペン入りした投球を何度か見ていると、
「おっこれは?!」
とびっくりしてしまいました。

まあ、昔のままとは言いませんが、
体の締まり具合と、
投げ方が過去数年と比べて段違いによくなっているのでは・・・・
と感じました。

窮屈で上半身だけを使って投げている「いびつな」投球フォームという近年の印象は、
今年のブルペン投球を見ている限りほとんどないように思われました。
結構スムーズに体が連動できている印象で、
「これはちょっと、評価を変えなければいかんかな?!」
と思っているところです。

まあそれでも、
今年40歳になるプレーヤーですから、
年間を通してローテで・・・・
なんてことは毛頭考えてはいません。

どこかの時期でチームにインパクト、いや、スパイスを聞かせてくれる役割を担ってくれたら、
本当にありがたいと思っています。
まあ、球団としては営業的にもすごく貢献してくれると思いますからね。

個人的にいうと、
開幕から4月にかけて3試合分のチケットを確保しましたので、
どこかのタイミングで球場で見られたらいいなあ、
そんなことを思っています。


西武でいうと、
本当に「便りがないのがいい便り」ってことで、
松坂以外のニュースはほとんど報道されていないのですが、
ほぼ主力が順調にキャンプを過ごせているという事が、
何よりの朗報です。

今年は「強打のチーム」から「バランスのチーム」への転換を遂げなければ飛躍はないと思っているので、
投手陣の方にどうしても目が行ってしまうのですがね。
ニールを中心として外国人選手の間で「いい雰囲気づくり」が出来そうなので、
そのあたりが楽しみでもあります。

今年グッと伸びてきそうなロッテや楽天も、
順調にキャンプを消化している感じですね。

特にロッテの佐々木は、
やっぱり「ものが違う」と思わせてくれるストレートを放りますね。
今年デビューはあるのか、
注目されます。

ものすごい分厚い選手層を誇り4年連続日本一を狙うSBは、
けが人に苦しんでいるようですが、
そのくらいでないとペナントも面白くなくなってしまいますから、
野球の神様が混戦を演出しようとしてくれているんじゃないでしょうかね。

それでも優位な立場は全く揺るがないと思いますがね。

セ・リーグではやはり巨人と阪神の話題を目にすることが多いのですが、
巨人は戦力的には問題ないと思いますが、
なにかこう、巨人という重みというかなあ、そんなものがチーム全体からなくなってきてしまっているように感じますがね。
王者としてのオーラというかな?!

今は完全にそんな雰囲気を身にまとっているのはSB。
チーム全体から揺るぎない「王者の風格」というようなものを感じることが出来ますね。

今年もちょっとだけ、
投手陣は苦しむかもしれないという印象を持ちました。

阪神は若返っていい雰囲気だと思いますね。
指揮官としての矢野監督にも余裕が感じられますし、
いいんじゃないでしょうか。
あとはチームを引っ張っていく真のリーダーたる選手の出現が待たれますね。
確実に上位争いはしてくれそうな雰囲気があります。

本来であれば上位を争いたいDeNAが、
ちょっと「ダウントレンドかな?」と感じるものもありますが、
どうでしょうか。
それにしても東の離脱は痛すぎます。

連覇が途切れてリセットされるシーズンになる広島は?
何と言っても菊池が退団せず戻ってきてくれたのが、
一番大きいのではないでしょうかね。
優勝を争うにはリリーフ陣の活躍が不可欠でしょう。

中日とヤクルトは、
キャンプを見る限りにおいては厳しいと言わざるを得ない感じかな?

まあ、これから実戦が始まると、
選手たちの「本当の調整具合」がつまびらかになってきますから、
評価はそれ以降の話ですね。
ちょっと先走ってしまいました。

今年は宮崎も沖縄も、
結構天候には恵まれたという気がしますが、
いかがなものでしょうか。

あと1か月となった開幕に向けて、
どうかケガ、故障をしないで鍛え上げていってほしいですね。


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