SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

稀勢の里ぉ~

2013年07月14日 | 相撲

大相撲名古屋場所は昨日で7日目。
ようやく今日中日を迎えるというところで、
今場所最も注目を集めた男・大関稀勢の里ははやくも3敗。

綱取りどころか、
優勝争いからも完全に脱落し、
失意の場所になってしまいました。

相撲っぷりを見ていると、
なんだか恐々としていて、
思いっきりの良さは何処へやら。

言ってみれば、
〝いつもの〟稀勢の里と言えなくもない、
気の弱さが垣間見えてしまっています。

先場所の相撲っぷりから、
長いこと指摘されていた『気の弱さ』は払拭したと思ったんだけどなぁ。

これに引き換え横綱・白鵬の安定感は、
やはり光っていますね。
まあ、バタバタしないもんね、実際。

さあ、稀勢の里。

『期待を裏切り続ける男』
として定着するか否か、
今場所の残りの相撲も大切になって来ています。

個人的に言うと、
なんだか稀勢の里には、
昔の横綱・大乃国のにおいがしないでもありませんね。

『ものすごい力を持っているのに、気が弱く肝心なところでは実力を出しきれない。』
というところ、
そっくりな気がします。

大乃国も、
大横綱・千代の富士が同じ時代に君臨し、
その後ろ姿を追いかける形の土俵人生だったと思います。

白鵬を追いかける形の稀勢の里も、
状況的には一緒です。

そしてその大横綱の連勝記録を止めたのは、
他ならぬ大乃国であり、
稀勢の里です。

両者とも『気は優しくて力持ち』のタイプなんでしょう。

だからファンはとても多いのですが、
大事なところで失望させてしまうんでしょうね。

引退してみれば、
そんなところもまた愛すべきところだったんだなぁと懐かしく思い出したりするんですが、
現役時代は歯ぎしりすることも多く・・・
そんな力士です。

まぁ、
それでも大乃国は優勝もしたし、
綱も張りました。

稀勢の里にもいつか、
そういう日がくる事を願いながら、
見ていくしかありませんかねぇ。

なんとなく、
結構辛い事だね、これって。

巻き返して欲しい!
頼むよ、稀勢の里。


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