◇WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ
チャンピオン 同級1位
名城信男 引き分け ウーゴ・カサレス
チャンピオン・名城が苦しみながらも引き分け防衛。
ひとまず、よかった~!
チャンピオンは、
前へ、前への意識が高く、
中盤から相手のスタミナを奪って、
いい展開で試合をすることが出来たと思います。
しかし、
前半は押され気味だったので、
正直判定は分かりませんでした。
後半の攻勢で逆転した気もするが、
見栄えがするという点では、
挑戦者のボクシングが良かった気も・・・・・
なんて、
判定を見る前はドキドキ。
【引き分けで防衛】
の結果を聞いて、
ホッとしました。
名城は、
放送でも触れられていましたが、
【肉を切らせて骨を絶つ】
タイプのボクサー。
そのため、
いつもヒヤリという場面があるのですが、
それ以上に一発一発に魂がこもっていて、
見ている観客に『何か』を残してくれるボクサーです。
軽量級の割に、
打ち合いの激戦が多くなるのもうなづける、
昨日の試合振りでした。
なんにしても、
おめでと~!!
新婚の名城が、
きれいな奥さんを前に、
デレデレになっているシーン、
良かったですよ。
無骨な男が、
魂をこめて戦う。
ボクシングの醍醐味を感じさせてくれるボクサーですね。
それにしても、
カサレスは強かった。
さすがは指名挑戦者でした。
パンチの力もあったし、
絶妙な右利き-左利きへのスウィッチ。
そして、
見栄えのするパンチのまとめ方。
すべてを兼ね備えた、
素晴らしいボクサーでしたね。
しかし、
4階級制覇は言いすぎだね。
このクラスでも、
やはりパンチのキレなどではやや劣っている感じが見えたので、
これをもう1階級上げるとなると、
厳しいもんがあると思いますよ。
さあ、
この秋からはタイトルマッチのラッシュだ。
名城がいい先陣を切ってくれたぞ。
長谷川、内藤、西岡・・・・そして坂田の再奪還にも期待。
やっぱり、
ボクシングはいいなあ。