土曜日はすごく良いお天気で暖かい一日だったので…
父を連れて、横浜港の大桟橋の方まで、ペッピーノさんで出かけて来ました。
山下公園に来たのは、父は久しぶりだったみたいです。
でも、年末のウィークエンドといことで、どこも人出がすごくて…
道路もあちこちで渋滞につかまりました。
もう、人が集まるような場所の状況は、コロナ前に戻ったと言っても良いでしょう。
でもその陰でしっかり感染者は増えていて、亡くなる人も一日あたり二百人を超えています。
父を人混みに連れ出すリスクについては、やはり考えてしまいますね。
いくら本人が出かけたいと望んでいても。
でも「どっちみち老い先短いんだから、出かけていろんなものを今のうちに見ておきたい」と言われると…
それもそうかな、と思ったり。
こちらは日本大通りのイルミネーション。
横浜スタジアムでの光のショーも見たり。
というわけで、出歩いていた週末ですが、父はいまのところ大丈夫みたいです。
日曜日は、母の老健に届け物をして、それから妻の実家に行って一緒にご飯を食べて来たのですが…
その間、路上で5回も救急車をやり過ごす場面がありました。
いま新型コロナで亡くなる人としてカウントされているのは、ほぼ70代以上の高齢者みたいですけれど…
でも、もし父がコロナに罹った場合、横浜ですぐに医療のお世話になれるかどうか、心もとない気がします。
そうなって、5日なり1週間なり寝込んでしまったら、コロナそのもので亡くなることがなくても…
やっと歩ける程度の父は、その間に足が弱って、床から起き上がれなくなるのではないかという恐れがあります。
それがきっかけで、体力ががっくりと弱って、たとえば誤嚥性肺炎とかで亡くなった場合…
新型コロナの死者数には数えられないですが、コロナに罹っていなければもっと生きられた、ということで…
間接的な「コロナ死」といえます。
そういいうお年寄りが、世の中には結構いるのではないかと思うんですよね。
統計に出て来ないだけで。
妻の仕事のかなり親しかったお客さんも、まだ60代前半で、普段は元気に家業の仕事をしていたそうなのですが…
膠原病の持病をもっていて、新型コロナに罹って自宅療養しているうちに、持病の状態が悪くなり…
それでも入院先が見つからず、やっと入院できたらその翌日、合併症で亡くなってしまったと。
死因は新型コロナということにならなかったそうなので、これもコロナ死者数の中に数えられていないわけです。
でも、コロナになる前日までは元気に働いていたわけなので…
実質的には「コロナがきっかけで亡くなってしまった」と言えますよね。
そういう人も数えたら、どれだけの人が亡くなっているのかな、と考えてしまうのですよ。
この状態で「もうコロナは克服された」と言っていいのかどうか。
私の母みたいに、老健に入所していたために、発熱したら即刻PCR検査を受けて…
陽性が分かったら、間髪おかずにレムデシビルを使って治療してもらえて…
おかげでごく軽症で済んだというのは、たまたま運が良かっただけなのではないかと。
街を走り回る救急車の多さを見ながら、そんなことを思ったりするのでした。
今日のおまけ動画。
小倉唯さんが少女時代に参加していたユニット『StylipS』の「Study×Study」のMVです。
メンバーの中で最年少、まだ16歳だった唯さんが、ダンスの振り付けを任されています。
(明らかに幼い見た目なのでどの子が唯さんかすぐわかります)
10年以上前から、演者の側だけでなく、作品を作る側でも才能を発揮していたんですね。
ではどうぞ。
そして、約11年の時を経て、作曲と振り付けを担当した新曲『Love∞Vision』の動画を下に貼っておきます。
可愛い少女から、美しい女性へと成長してくれました。
デビューから14年という長い時間が経って、周りの人の多くが消えてしまっても…
唯さんは仕事のスペックを上げ続け、クリエイティブ方面の仕事の幅も、当時は想像もつかなかったほど広がり…
声優アーティストとして勢いは衰えることなく、その地位を不動のものに固めつつあります。
本人が決して驕ることなく、油断したり現状に満足したりせず、見えないところで努力を続けて来たからこそ。
拍手を送りたいです。