先月の19日にお別れした、我が家の30年来の愛車、メメ。
売り渡した先は、ペッピーノを買った先、若きマエストロ、S君なのですが…
昨日、S君から電話があって、譲渡の手続きは無事に完了しましたと。
メメについては、将来的に故障につながりそうな部分を、一通りチェックして問題を潰した結果…
前輪のショックアブソーバーが、なぜか左側だけ少しへたっているので、交換しますと。
実はこれ、メメを譲り渡した帰り、S君の運転で最寄り駅に送ってもらう際に…
ほんの数十メートル走っただけで「ちょっと左のショックがあれかなあ」と指摘されていました。
さすがプロ、まさにマエストロです。
それ以外、予防交換が必要な部品は今のところなくて、特にエンジンの状態がすごくいいですとほめられました。
オイル交換など、〇〇さんのメンテナンスがよかった上に、エンジンに無理な負荷をかけ過ぎず…
また、回さな過ぎで、低回転だけで甘やかすということもなく、ちょうどいい使い方をしてくれたからかな、と。
それから、ギアボックスが30年全く手をつけられないでいるので、若干手を入れてバックに入りやすくして…
あとは天井の内張りが垂れて来ているので、それも私の方で直して…
次のオーナーさんに悪口を言われないよう、責任を持って完璧な状態にメンテして…
結果的に、どんなオーナーさんの元へ行ったかまでを、〇〇さんにご報告しますと言われました。
やっぱり、知らない業者に売却するのでなく、S君に売り渡してよかった……。
あとは、新オーナーさんが良い人であることを願うばかり。
29年余りを経て、また新たな、メメの「車生」が始まるんですね。
さらに長く大切にしてもらって…
最終的には、どこかの自動車博物館で、動態保存車になってくれないかな、などと夢想しています。