昨夜は小倉唯さんの画像付きソロラジオ『ゆいしょ!』第12回が、YouTubeで配信されました。
冒頭に読まれたお便りには、韓国のファンからの応援メールもありました。喜んで♡サインをする唯さん。
唯さん、韓国には大学時代の「親友」がいて、お泊りしに行ったり、韓国コスメを送ってもらっていたり…
Kポップも大好きで、TikTokにはそれをもとにした「踊ってみた」を頻繁に上げているので、すごくうれしそう。
続いて、イタリアのファンからのお便りも。
イタリアでも日本のアニメは大人気で、こちらで放映されているもののほとんどがあちらでも見られるので。
そして日本のアニメが海外で公開されるときは、なぜか吹き替えでなくオリジナルの声のままで…
字幕で見るというのが、海外のファンの基本的な流儀らしいですから、声優さんのファンも増えるんですよね。
日本の女性声優さんの、いわゆる「萌え声」が独特のもので、外国の役者さんにはまねできないようなので…
外国のアニメファンにとっては、オリジナルの「萌え声」もまた、鑑賞の対象である様子です。
日本の声優さんも、コロナ禍がもっと落ち着いたら、海外でイベントやライブをやって…
さらに本格的な海外進出、グローバルな活動展開をする余地があるということなのでしょう。
唯さんも「ゆいこむ」社長として番組の中で、これから海外出張を増やして行きたいと話していました。
アニメーターさんもそうですが、声優さんも、海外からオファーされる仕事は、ギャラが破格らしいですから。
日本が特別に賃金の安い国になってしまった上に、さらにこの超円安の環境ですから、海外進出できる職種の人は…
どんどん海外に進出して稼ぎまくるのが正解でしょう。
でも……こうなったのも、日本国内では利益が会社の内部留保や、上層部の所得にばかりなって…
経営改善策といえばコストカット=人件費カットと従業員の数を減らすことが、何よりもまず先に立って。
そんなマイナス志向の企業習慣、というか経営者たちのマインドが一向に改まらず。
労働組合はあっても形だけで、ほぼ機能せず。
結果賃金が上がる見込みがなく、政府は「カネが欲しけりゃ給料に頼らず、投資をしろ」と言うばかり。
これじゃあみんな貧しくなるか、将来が不安になって、肝心の「消費者」のお財布が開かないのは当然のこと。
世の中にお金が回らないから結局は企業もモノやサービスが売れず儲からない、という負のスパイラル。
難しい経済理論じゃなく、そんなの当たり前のことなのにね。基本のところで、間違ってる。
強引な政策で「株価だけ」は高く維持し、企業の「資金調達だけ」はやりやすくして…
他にも、投資家と企業家の利益にだけ寄与する、一連の施策(アベノミクス)を続けて来たけれど…
それも、もう限界。紙で出来た張り子の虎みたいな経済は、濡れそぼって今にも崩れ落ちようとしているんです。
その上に(というか大衆の貧しさと不安感が一番の理由で)少子高齢化の速度が世界一で、人口も減少中。
したがって今後は消費者の数=国内市場の規模そのものが、どんどん縮んで行く日本。
長い長い下り坂をおりて行く国で、厳しい「後退戦」を強いられる国民。
そういう国に閉じこもって守りに入っていては、若い世代にとって未来は明るくないし、だいいち、夢がない。
だからゆい社長にも、海外に出て行って、どんどん挑戦してほしいと思います。
ともあれ、唯さんのことに話を戻しましょう。
『ゆいしょ!』のエンディングでは、唯さんの声優としてのお仕事の一覧が紹介されてました。
アニメのレギュラーの出演が、6本。
たぶんこれ、現在じゃなくて10月期のクールでの出演だと思いますけど。
相変わらずの、売れっ子ぶり。
このブログでは、どうしても唯さんの音楽活動のことを中心に触れてしまいますけれど…
あくまでもベースは声優さんですから。
(たとえ収入額の大部分が、それ以外のお仕事で得るものだったとしても)
アニメファンにはいまだに小倉唯=幼女役しかできない、実力でなく顔で売っている、未熟なアイドル声優…
という風に、しつこい固定観念で見ている人が多いようです。
なので、唯さんがもう27歳だというと、それだけで驚いたり…
低音イケボのキャラクターが、CV小倉唯だと知ると、いつまでたっても「こんな声出せるんだ!」と言ってたり。
いまやむしろ低音ボイスの役の方が目立っているぐらいなのに。
人間って、自分の固定観念を変えることは望まないから、そうなっちゃうんでしょうね。
上のリストの、一番下の役についての、唯さんのコメントがこちらです。
「ボーイッシュで女子生徒からの人気が高い」というのは、いまや得意分野のひとつです。
低音系の役、新しいところでは『ウマ娘』の、マンハッタンカフェが目立っています。
テレビの生番組に出て、キャラ声をやってみて、と司会者から振られたときの映像がこちら。
低音のイケボだけでなく、近年は悪役にも挑戦しています。
こちらは『ブラッククローバー』という作品の、ヴァニカ・ゾグラティス役。眼帯をした凶悪な女です。
ちょっと長めの編集動画ですが、最初の2分ちょっとで演技の様子はわかります。
はたまた、こんな「ぶっこわれキャラ」も。
『史上最強の魔王、村人Aに転生する』という作品中のマッドサイエンティスト、ヴェーダ役。
「わたしは神だーっ!」笑笑
一方、こんな女の子の役も。大人気アニメ『ヤマノススメ』のここな役です(髪の長い方)。
これも最初の2分で様子は分かります。
ここなちゃんは低身長でかわいらしい上に体力抜群、頭脳明晰、知識豊富、料理上手、そして性格が天使…
と非の打ちどころがない女の子で、このアニメのファンから「山の神」とか「天狗の子」とも言われていますが…
キャラ特性が「中の人」小倉唯とだいぶカブってる、とも。
おうちが豊かでなくて慎ましい暮らし、という設定だけは「中の人」とちょっと違いますけど。
こんな風に声幅と演技の幅がかなり広くて使いやすい声優さんだから、いろんな役が付いて大忙しなんです。
クセのある役が多くなったので、主役やヒロインよりは、その周りを固める役に回ることが多いですけれど…
迷わず今の路線でやって行けば、さらなる成功への道が開けると思います。がんばれ!
最後に、5年前から日テレ地上波で、金曜日深夜1時に不定期で放送している『汐留〇〇部』というミニ番組の…
2022年最新版まとめのリンクを貼っておきます。
毎回、唯さんがすべてのキャラクターの声をたったひとりで演じ分けている番組です。
ちょっと長いですが、最初の3分半でその実力がわかるはず。ひとり〇役で何の違和感もない。
もしご興味が湧いたら、お時間があるときに、最後まで観ていただけると嬉しいです。ではどうぞ。