あんなのかぼちゃ

あんなぁ  なんえぇ  あんなのかぼちゃ

福岡の事件

2008年09月22日 | アーニーとモウトの絵日記
母親が逮捕された。
理由がなんであれ、あってはいけないことだ。
しかし、ニュースを見て、なぜか、私は、母親を理解できなくはない気持ちでいる自分に、気付いた。


子供が小さい時、夜泣きとか、反抗期とか、毎日毎日、どうしたらいいのかわからなくて、出口のないトンネルを歩いているような気分だった。
「虐待」とかって言葉が、使われ始めた頃。
「虐待」する人の気持ちが、解ると思った。
もしかして、私のやっていることも、「虐待」?と思った。
泣き止ませようと、背中をトントンする手に力がこもって、ビシバシたたいていた。
あたらないように気は付けていたが、お皿や、靴や、椅子まで投げた。
大きくなって、思春期の反抗期になったら、今度は、私のほうが暴力ふるわれるだろうと思っていた。


今になって、あのころ、なんとかやり過ごして、ここまで来られてよかったと思う。
今になって、子供を産んで育てて、という体験をさせてもらえて、ありがたいと思う。
今になって、子供とどっぷりの時間って、結構短い期間だったんだと分る。
でも、その時は分らない。
分らなくて、あたりまえ。


今も、あの頃の私のように、出口の見えないトンネルの中を、自分ひとりで、永遠に、歩かねばならないと感じている母親達が、きっと、たくさんいるのだろう。
私には、何かできないのだろうか。

中国大好き男 その後

2008年09月22日 | すき すき
9月18日に書いた、「中国の高校生を1日ホームステイ」について、可能か否か、学校からアンケートがあった。


チチが書いていたアンケートのおへんじ。
「保護者は、受け入れを了解しているが、生徒が拒否している為、実現に向けて、保護者と生徒間での、調整が必要である。」


調整してから、おへんじしろよ。



肩の上

2008年09月21日 | アーニーとモウトの絵日記
わたしがお皿を洗ったりしている時、アーニーは、よく、肩にアゴをのせてくる。
なんや!それーーーっ!!!と怒ると、
「いやあ、ちょっと、休んでいこうかと思って。」
と言う。
どんなに嫌なもんか、思い知らせてやるーーーっ!!と、アーニーの肩に、アゴをのせようとして・・・・・
とどかへん。


「はい」
と、しゃがんでもらっても、なんだか、情けない・・・。

ハイテンション!中国大好き男

2008年09月18日 | すき すき
中国の高校生達が、アーニーの高校を訪問されるので、1日ホームステイに協力できる家庭の募集があった。


そのプリントを見た瞬間、チチの目は「きらり~ん」と、ハート型になった。

「その日の夜は、やっぱ、ナベやな!」
「なべに入れる白菜は、家庭菜園のマイ白菜でキマリやな!」
「うおーっと、ナベには春菊も欲しいよな。急いで植えな!」
「その日は、仕事、休もう!」
「もう、中国まで迎えに行くよおおお!」

自分で、「ああ、なんで、こんなに、しゃべってるんやろ?」と言うくらいの、はしゃぎよう・・・。


ところが
アーニーはひとこと、
「ぜったい、イヤ。」


アナのあいた風船のように、ひゅるひゅるひゅるひゅる~と、しぼんでしまったチチ・・・。

2008 ボローニャ国際絵本原画展

2008年09月16日 | すき すき
西宮市大谷記念美術館へ。
小さい子どもさんも多く、少しざわざわしていた。


絵本の原画といっても、1枚で十分芸術作品だし、1枚でも物語っているし、でも、5枚ならぶと一層深まるし。
いいなあ。
わたしなんか、まだまだだなあ。
でも、いつか挑戦してみたいなあ。


美術館のお庭とか、夙川沿いの遊歩道とか、緑が多くて、気持ちのいい秋の1日。

帰ってきたチチ

2008年09月14日 | すき すき
チチが、北京ハルピンひとり旅から、帰ってきた。
「どうやった?楽しかった?」
と聞くと、
「途中から、水にあたって、ずーっとお腹痛くて、ぼくはなんでこんな所まで来てこんなことをしているのだろう・・・て、田舎のドアなしトイレで、考えていたよ。」


ふりかけごはんを食べて、
「ああ~、こういうのが食べたかったんや~。」
と、うるうるしている。