あれから55年・・アンヌのひとりごと

ズバリ!団塊の世代。ひし美ゆり子のブログsince・06・1・14

扶助?互助?介護問題。

2006年05月04日 21時34分10秒 | 地谷子のひとりごと
最近『介護』で悩んでいる友人の悩みを聞く機会があった。
しかし...幸運にも私には介護という言葉は今のところ縁がない。
介護ってホントに大変なんだね。介護疲れってよく聞くけど..
聞いているこちらのほうも暗く落ち込む程だから、
実際に介護している人ってかなり深刻なんだと思う。

今まで他人事のように思っていた介護問題、
私には介護の言葉って介護保険を払うしか縁のない言葉だったが、
ホント友人の悩みを耳にして、私はこれでイイのか?
と身につまされる思いがした。

私の母は今年91歳になるが、幸運にもかなりしっかりしている。
イヤ実はお恥ずかしながら母は毎日、掃除・洗濯・孫の教育...
私はすべて母におんぶにだっこだった。私よりしっかりしているのだ。
以前は私が目眩で母の手を借りる事もしばしばだった。

旧知の親友から..
「あなたのところは親孝行に子孝行でイイ関係だわね」
ってよくイヤミ?言われる程。(苦笑)
私がだらしないぶん母は自分がしっかりしなけりゃ!と思っているのに違いない。
それがイイ関係で...母は元気?...親孝行なんだか?...イヤイヤ..

以前はもしや母に介護されるのじゃないか?あまりにしっかりしている母なので、
シャレにならないそんな事も頭をよぎった時代もあったが、
順番順番!私も母を頼りに甘えてばかりはいられない。
いずれは介護する・・って思いを現実的に考える気持ちが
やっと友人の悩みを聞いて身にしみて考えるようになった。
つい最近のことだけだけどね。

巷でよく聞く「高齢化社会」の言葉...
この問題は「介護される側」は勿論だが「介護する側」の心のケアも大切な問題だ。
国民ひとりひとり我が身に降り掛かる問題だから、
親身になって家族・兄弟が協力しあわなければ。でも「扶助」と「互助」の関係は複雑だ。
家族の分担、扶助出来る(お金を出す)側はそれだけでいいと簡単に思ってはいけない。
介護する側の大変さを理解してあげなければ、互助と扶助の配分を理解しあわなければと強く思った。

私も現実逃避や酒ばかり呑んでいないで、もっと脳を鍛えなくちゃねっ。