あれから55年・・アンヌのひとりごと

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愚痴初め・・

2009年01月03日 15時57分29秒 | 地谷子のひとりごと
『随分と貧相なお正月だわね・・何も買ってないの!』
元旦早々母に言われた不名誉な一言にいまだ傷ついている私。
寡黙な母の一言はグサリと心に凍みる、実の親子なのに。

思いのほか大掃除に手間取っちゃって、
やっと31日の午後からおせち作りが始まった。
前の晩からもどしておいた食材を使い、
煮物は一品づつ別々煮、ローストビーフを焼き、数の子に味付けし、
ウ~ン今年も頑張ったぞ!
あとは切るだけの蒲鉾、伊達巻き、酢蛸、蟹、まぐろetc・・を、
重箱に盛るだけ。

しかし重箱が大き過ぎて冷蔵庫に入らない、毎年腐らせちゃうのだ。
いつも年始に姉兄が訪ねてくる1/4あたりはもう糸が引きだして半臭状態、
今年は、食べる量だけ冷蔵庫から出せばいいのじゃないか・・と、
まずは煮物、ローストビーフ、数の子を大皿に盛りお雑煮とともにだした。
そんな考えとは裏腹の母のキツイ一言だったよ。

『買ってあるわよぅ!腐らせちゃ勿体ないから冷蔵庫にしまってあるのよぅ!』
子供の頃から父っ子だった私、
昔受けたトラウマから母には一切口応え出来ない私、珍しく声を荒げた!
側にいた子供達が見慣れぬ光景にキョトンとしていたよ。


年末は年賀状を書く暇がなかった。
元旦に届いた方への賀状書きで必死になっていた私に、
『そんな年賀状なんか子供達に書かせりゃイイじゃない』
またまたキツイ一言、も~唖然・・・
もっとも私の知っている母は、友達ひとりもいなかった、
親戚付き合いも嫌い、賀状を一枚も書いた事はない、
心を開いてくれない、そんな人。
だから少女期の悩み事など一度も打ち明けた事などなかったよ。

耳順過ぎてまで母の支配下にいる私は未だその呪縛から逃れられない。
たまに現実逃避したくなる私は・・
旅行するのも大好き、入院するのも好きなほう(笑)
私のささやかな願いは母より一日でも長く生きること!
笑い飛ばされるかもしれないけど、結構真剣なのだ。

でも数日後にやってくる94回目の誕生日、
どんなご馳走を作って母にお祝いをしてあげようかな~!?