あれから55年・・アンヌのひとりごと

ズバリ!団塊の世代。ひし美ゆり子のブログsince・06・1・14

押井さんって神様なの~?

2009年01月15日 22時29分18秒 | ゆり子のひとりごと
脚本・演出(押井守)の舞台『鉄人28号』を観に行った。

1/12(祝)AM11:30
「天王洲アイル」という駅に初めて降りたった。
休日の高層ビル街は人影も少なく閑散としてて、
ちょうどウルトラセブン「蒸発都市」のロケ地・・
40年前の休日の丸の内オフィス街を思い出しちゃた。
天王洲ってバブル期に開発された場所なの?知らなかったよ。

そこへ東京の田舎っぺが観劇と洒落込んだのだ、今年初外出だ!

ご本人からご招待の通知を頂かなければ観る機会はなかっただろう。
映画以上に観劇は苦手、ジ~っとしていると過呼吸起こしそうでね(笑)
招待受けるのは遠慮が先にたつ、しかしお気持ちは嬉しい。
頑張って友人募って20人の団体割引で天王洲「銀河劇場」に押し掛けたのでした。

開幕三日目、演出家の手から離れてご本人は居ないものと思っていました。
がっ、劇場入り口にマスクをかけた押井さんが立っているじゃありませんか。
マスクを外し開口一番私の耳元にもごもごと
「お花有り難う。いや~苦戦してます。」
いつものお茶目な笑顔だが、口はマジなことを仰ってる。

以前、この舞台の企画をご本人から聞いたとき、
「えっ!鉄人28号を舞台で?それってどういった年齢層が見に来るの?
 舞台って切符売るのが大変でしょ?出演者のご贔屓とかそれから・・・
 えっ押井さんのファンがそんなに集まるのっ!?」
失礼なコト言っちゃったものです。けどね・・・

これって、興行を打つ主催者&制作側の瀬踏みの甘さじゃないの。
押井さんってマジメに変な事やっちゃう人だし(笑)
”押井守は何やっても大丈夫!ご信者さんの多い神様だから”
って安心してるのか?
それとも主催者側が神様と崇め平伏していらっしゃるのかしらん?
入場料を設定するのだって宣伝するのだって主催者側だと思うし、
大体今のご時世から割り出すと一万円以上の観劇料を設定するのは強気だ。
いくら天下の押井守でも。乗るか反るかの大勝負と強気なのか?

何かのネットニュースで見ましたが、押井夫人は舞台だけは反対してる。
って、やはり傍にいらっしゃる方が一番冷静で図星なのかもネ。

ところでその「鉄人28号」押井ワールドけっこう私は楽しめましたよ。
彼を知る以前、三年前だったら分かりませんが・・(笑)