え"っ！あの息子さんがっ。

昨夜ニュースを見ていたら、なんと「フジテレビ」で「テレビ朝日」の『緊急記者会見』（生放送）を流しているというヘンテコな現象があった。その上、私的には二度吃驚！会見に応じていたテレ朝の取締役報道局長が『あれ！あの人はヤブさんの息子さんじゃない。随分と出世したこと...』


話は40年以上昔に遡るが、ひし美ゆり子は東宝を退社した後は事務所に所属しないフリー主義だった。それだけ女優業に未練なしだったが、ひょんな事から背中を押されて「独立企画」という事務所に所属してしまった。番組「プレイガール」既にレギュラー持って、今までは100％貰えていたギャラが事務所に20％引かれるなんてぇ、なんだか損した感じ支払いも遅配が多かったかナ！？

それでもその事務所、家庭的で場所も渋谷道玄坂のイワキの眼鏡を曲がった古びた小さいビルの3Fで同フロアの一角が制作会社と共同という...相互扶助の集まりって感じ...しかし忘年会やらなんやら楽しい思い出ばかり。会社組織ではなかったので集団の代表を「ヤブさん」がつとめ、河原崎長一郎さんを筆頭に野々村潔さん（岩下志麻さんのお父様）、前進座系の名優さんが多かった。私はひとり毛色違いって感じだけど、忘年会の楽しさが忘れられない。河原崎チョーさんのお話が面白くて人を惹きつけた。あ〜〜みんな鬼籍に入られちゃったな。。懐かしいな。。


あっ話を戻すが「ヤブさん」の息子さんが東大に合格したと当時みんなでヤブさんを囲んでおめでとう会をした事があった。その息子さんが今やテレ朝の取締役報道局長だった。び吃驚！！ヤブさんのお葬式で喪主を務めていた。あの息子さんが。



PS..
独立企画の当時所属俳優さん、思い出すがまま。
河原崎長一郎・野々村潔・伊藤榮子・小林トシ江・松山照夫・黒田福美・・・末席にひし美ゆり子。

「ヤブさん」は本業は演出家だったか？薮内六郎さんって名乗っていた。
ひょっとして「週刊新潮」の有名な表紙の挿絵画家・谷内六郎さんからモジって使ってたのか！？
当時お宅に電話すると「篠塚です」と出てくる。詳しい事は訊いていませんが、チョット謎。
温厚で大好きな「ヤブさん」に由来を訊いてみたかった。

同じフロアーの一角は当時『桜の森の満開の下』を映画制作中だったので、調べてみると「芸苑社」の電話連絡だけのデスクだったみたい。

子供の声で「週刊新潮はあした発売されます」童謡赤とんぼがバックミュージックだ。
あのCMは谷内六郎のメルヘンチックな表紙の絵が大好きだった。