杏の独り言

教わったこと、見たこと、聞いたこと、感じた事、考えたこと、やったこと、イロイロ。
オバチャンの独り言です。

人名と地名

2006年01月16日 | 思い出
 人名と地名、時々、なんて読んだらいいの?なんでそう読むの?って思うこと、ありませんか?

 北海道の地名は、特にその傾向が強いと思うんですけど、それは、元々アイヌ語の地名に、無理やり漢字を当てはめたからだって聞きました。

 例えば、『新冠』(にいかっぷ)『倶知安』(くっちゃん)『神居古潭』(かむいこたん)他にも沢山ありますよね。

 『新宿』これ、『しんじゅく』『にいじゅく』『あらじゅく』って読む所があるし、『日本橋』は、東京では『にほんばし』で、大阪では『にっぽんばし』でしょ。 

 それから、人名では、『月見里』って分ります?
 これ、『やまなし』って読むんですって。
 『小鳥遊』これは、『たかなし』なんですって。(全く、判じ物ですね)

 他にも、『井戸田』これ、『いとだ』って読む人と、『いどた』って読む人が居ます。(両方知っています)
 『首藤』これも『すとう』と『すどう』。

 下の名前では、『裕子』が、『ゆうこ』と『ひろこ』、『岳』が『たけし』と『がく』。
 こんなのは、読み方の違いでまだ分るんだけど、時々こんな読み方なんて無いのに、と思うような人がいます。(具体的には避けますが、思い当たる人がいるんじゃないかしら)

 こんな事を、ズッ~~~~ト前に、父と話した事がありました。

 その時、父に言われた事なんですが、『名前と地名は読めなくても恥じゃないんだよ。何故なら、色々な読み方があるから、分らなくても仕方が無いからね。それよりも、間違って読むほうが失礼なんだよ。読めなかったら、どう読めばいいんですか?とか、○○さんでよろしいでしょうか?って聞くほうが礼儀にかなっているんだよ。』って事です。

 実際、私も間違えて呼ばれることがよく有ったので、(旧姓は普通に読めば読めるはずなのに、あまり姓には使わない文字なのか、似ている字と間違った振りをして呼ばれることが多かったんです)間違えて呼ばれることの不快さを知っていましたので、本当に納得できました。

 それ以来、地名と人名に関しては、知ったかぶりをせず、素直に『なんて読むの?』『これでいいの?』って聞いています。

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