話題の映画、『ディア・ファミリー』を観て来ました。
生まれながらの心臓病で、小学生の頃、余命十年を宣告された娘のため、人工心臓の開発に力を注いだ父でしたが、完成してもほかの臓器が弱っていて、無理だろうと言われ、落ち込んだけれど、ほかの方法で苦しむ人を救ってほしいと娘に言われ、結果、国産のバルーンカテーテルを完成し、たくさんの命を救うことになったという小さな町工場の経営者のお話です。
これは実話がもとになっていて、ほぼ実話通りのストーリーらしいです。
とっても重くなりがちですが、所々でくすっと笑わせてくれ、重くなりすぎず、観た後で、良かったなあと思わせてくれました。
娘さんは最初、成人まで生きられないかもと言われていたのが、成人式を迎えることができたんだそうです。
重い内容だけれど、観た後、心が温かくなる映画でした。