エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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放射線量の新基準

2012年04月06日 11時15分34秒 | 徒然日記の50
お題に日本人と書きましたが、NHKでは「ニッポン」と言っていた。「ニホン」と「ニッポン」どちらでも良いらしいが個人的には「ニホン」です。
ただ応援とかするとき「ニッホン」じゃ力が入らない。こういう場合は「ニッポン」が正解に思います。

食品に含まれる放射線量の新基準が適用され出荷基準を上回る事例が各地で報告されている。

自分なりに安心安全の基準には関心がある。食ってみて腹を壊すものが食べてはいけないものってのが大枠での基準とかなり大雑把。だから汗をかいている食品やら臭いがおかしくなった食品なんかは食わないが賞味期限切れとか消費期限切れなんてのは普通に食する。

-ニュースで-
 愛知県は5日、岡崎市内の幼稚園の給食に使う乾燥シイタケから、1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県によると、シイタケは茨城県産。先月までに計30キロが同市の幼稚園と豊橋市の店に販売された。幼稚園では既に消費されており、県は豊橋市に回収を指示した。岡崎市は「被ばく線量は少量で、健康被害は想定できない」としている。
 県によると、豊橋市の業者が仕入れた後、加工業者を経て、今年1~3月に同市の卸業者に販売された。3キロ(6袋)は岡崎市の幼稚園に、残る27キロ(54袋)が豊橋市の店に売られた。
-ここまで-

単純に「放射線量」といっても対象物質がヨウ素131とセシウム137とセシウム134では異なってくる。
ニュースの例を数値に当てはめて見る。

生後3ヶ月のお子様が経口摂取で要素131放射性物質1400ベクレルを含むシイタケを1kg摂取した場合。
1400Bq→0.252mSv(ミリシーベルト)*1000g=252mSv
となる。252ミリシーベルトが多いか少ないかといわれてもピンとこないが、飛行機で東京-ニューヨークを往復したときの被ばく線量が約200mSvといわれているから海外旅行一回とシイタケ1kgの被爆が同じぐらいってことになる。

これがセシウム137なら29.4mSv、セシウム134なら36.4mSvとなる。ヨウ素131の約8分の1から9分の1程度となる。

同条件で1歳児ならヨウ素131で22.4mSv、セシウム137なら16.8mSv、セシウム134なら22,4mSvとなる。驚くことに1歳もなれば10倍程度耐性が上がる。

1歳児と成人ってのは大差なく要素131で30.8mSv、セシウムなら18.2mSv、セシウム26.6mSvと若干ながら成人のほうが1歳児よりリスクが高くなっている。

新生児こそ放射線による被爆量の影響が大きいが1歳児以降の被爆量は成人まで含めて大差がないことがわかる。

まして生まれて3ヶ月の子供がシイタケ1kg食うなんて虐待以外でありえない。成人でもシイタケ1kg一度に食するなんてのはシイタケパーティーでも開かなければありえない。

参考HP
ベクレルとシーベルトの変換
リンク:http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~kyo/dose/

補足
日本人の年間被爆量は確か20mSvに設定されていたような。(以前は1mSv)それを考えると一発でアウトの線量なのでアウトっちゃアウトだね。私の計算が間違っているのかも知れず。



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