”黙殺の音”低周波音 silent killer

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省エネ性能かさ上げ、エアコン試験見直しへ

2010-08-31 17:53:39 | エコキュート被害
 先日訪れた家の16畳くらいの部屋の冷えはヤケに良く、しばらくしたら寒くなってきた。エアコンは1台だけで、その温度設定を見てみると”30度”だ。感じとしては我が家の25度に設定したくらいに冷えている。最近のエアコンの冷え具合は凄いモノだ、と思ったが、一方、これでは、エアコンの設定温度の意味が無いのではないのではと思ってみたりもした。

 やはり、設定温度はそれなりに室温に反映すべきで、これでは温度計で確認しないことには本当のところは何度か解らない。もちろん、これで電気料が格段に少なくて済む様なら、エアコンの性能が向上したわけで、エコ減税のある今の内に省エネエアコンに買い換える意味は大である。

 しかし、もし、それなりに電気を喰っているとすれば、実は、ヒョッとしてお国が騒ぐ、「エアコンは28度にしましょう」と言うのは、実は部屋の本当の温度ではなく、「設定温度は28度にしよう」という謳い文句を”支援”するためなのかも知れない、などと思っていたら、夏のピークも過ぎたこの時期に、いや今年の夏は依然としてピークのような気がするが、何をか言わんや、

 「気候ネットワーク」によれば、「ヒートポンプをめぐる諸問題」を発表し、「ヒートポンプ問題連絡会」を発足しましたヒートポンプをめぐる諸問題や最近の動向から、ヒートポンプを地球温暖化対策と することに疑問を投げかけざるを得ない。その理由は以下の3点に集約される。

1.性能表示の意図的工作
「省エネ型エアコン」の省エネ効率を示す表示について、メーカーがその数値を意図的にかさ上げし、消費者を欺く情報工作がなされていたこと。

2.表示効率の実態との乖離
ヒートポンプ効率を示すCOPやAPFなどJIS規格による表示は、使用時の実性能と大きく乖離していること。

3.冷媒フロンの増量
ヒートポンプの冷媒として使用されているフロンは9割方放出されているのが現状で、その実態をふまえると省エネによる削減を相殺するものであること。(続く)

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