毎晩、午後9時を過ぎると、きつい音の波が頭を叩きます。1年中ブルドーザーが家の上で稼働し、振動が来ます。起き上がると右へ右へとフラフラし、歩けないのでしばらく這って歩きます。眠れないので眠剤を飲みます。
手足が震え、立っていられない時間が一日に小一時間来ます。茶碗も、箸も、ペンも震えて、持っていられず、眼まで震え、つらいです。脳みそが揺れます。本も読めず、字も書けず拷問です。
本社に電話すれば「役場が悪い」。子会社は「区と協定を結んでいるので個人には対応しない」。区が何もしてくれないので、自分で直接電話するしかないのに。
避難を決意して自宅の処分を不動産業者に聞いたところ、「風車の有るところの土地は二束三文」と言うことで、風車被害者のAさんは逃げるところが無く、騒音地獄の日々を過ごすしかないそうだ。
現在こうした事態を避けるべく風車建設と戦っているのが「山口県下関市 安岡沖洋上風力発電建設に反対する会」だ。”被害者予定者”は多い。風発は既に多くの被害が出ており、原発のように騙すことはできない。
造らせたら終わりである。いやここのHPに有るように「調査させたら終わり」だ。将にそうである。ここの人たちは十分に賢い。
基地騒音のように徐々にドンドン酷くなっていった場合は難しい。
2014年5月21日14時22分
米海軍と海上自衛隊が使用する厚木基地の周辺住民らが、騒音による被害を国に訴えた訴訟の判決が21日、横浜地裁であった。佐村浩之裁判長は、賠償に加えて自衛隊機の午後10時~午前6時の間の飛行差し止めを初めて命じた。米軍機の飛行差し止め請求は退けた。
原告は基地のある神奈川県大和、綾瀬の両市や、東京都町田市などの住民約7千人。いずれも航空機の騒音基準「うるささ指数」(W値)が75以上の住民で、2007年以降に提訴し、総額53億8500万円の損害賠償を求めた。さらに提訴以降も一律月2万円の慰謝料などを求めたため、請求総額はさらに膨らんだ。
基地の騒音訴訟で、これまでに判決で認められた損害賠償の最高額は、沖縄・嘉手納基地の周辺住民が起こした訴訟の総額約56億2700万円だった。
さらに原告の一部は、自衛隊機と米軍機に、午後8時~午前8時の飛行差し止めなどを求めていた。
厚木基地の騒音訴訟は4度目。1~3次訴訟でも、いずれも損害賠償を命じる判決が確定している。差し止めについては1、2次で民事訴訟で退けられていた。今回は民事訴訟だけでなく、全国の基地騒音訴訟で初めてとなる行政訴訟もあわせて起こしていた。
国は米軍機の飛行差し止めは「権限がない」、自衛隊機は「防音工事で騒音被害が解消や軽減されていて、重大な損害は生じていない」と主張していた。(及川綾子)
例によって、「米軍機の飛行差し止め請求は退けた。」と言うことである。これから高裁、最高裁まで行くのであろう。