風車被害者のかたから投稿がありました。どこの風車の話か書いてありませんが、投稿者のお名前からするとこちらのお話のように推察されますが、お名前は確認できているわけではありませんのでひとまず伏せておきます。
私は風力発電による低周波の被害者です。町内には数名の被害者がいます。しかし、それ以外の一般の人々は、話を聴いてくれる人もいれば、まったく拒否する人までさまざまです。
低周波の被害について、私が話すと、とたんに反対意見を言う人がいます。電気がないと社会がやっていけない、少しぐらいの被害は我慢しなければならない、被害があるといっても誰も病院には行かないし元気にしているではないか、私にはその感覚が分からない、一般の人には関係ないんじゃないか、と被害者に聞かせてやりたい言葉が続きます。自信たっぷりに。
たぶん、苦しむものを垣間見て、自分の優位性を確信して、その人の自負心を高揚さえしているものと思われます。その人の思う上下関係を得て、酔っている人さえいます。
それに引き換え、被害者の弱いこと。言葉にならない苦しみに叩きのめされます。低周波も辛いが、社会のこういったとんでもない蔑視、偏見に心が痛みます。それを役場、議会が当然として、被害者を見捨てます。行政や政治が責任を持たないでどうするつもりかと考えます。
誰がこの事態を解決していくのか。苦しい日が続きます。
「第19 回「低周波音症候群被害事例研究会」を開催いたします」より
コンクリートで固定され身動きできない巨大風車が発する低周波音は、風況によって発生状態が変動する、つまりは固定音源ではないとして、参照値を風車被害には適用しない既定の方針も開陳し、自走して位置を変え向きを変え作業内容を変えながら低周波音を発する、クレーンやバックホーなどの建設用重機には、つまりは固定音源であるとし、これまで通り参照値を適用して被害を否定する、との記述になっています。同一の建屋にはない音源からの低周波音は外気の影響を受け、風車起因の低周波音と同様に、風況の変化と共に揺らぎながら被害を与えます。
今や風車被害とエコキュートに代表されるようになった低周波音問題に対する現実的な状況はこれを見ても何ら変わっているようには思えません。。