今や低周波音研究の古典とも言える山田伸志氏の「超低周波音と低周波音」をやっと眼にする事が出来た。氏が40歳前半の頃、昭和59年(1984年)に書かれたモノである。
現場と実験を結ぶ実証的な理論的な著作であり多いに参考になった。しかし、ただ一点、長期暴露により既に音アレルギーになってしまった人たちの現実的苦しみへの視点が欠けていることが、恐らく日本で一番沢山被害者の実情を知って見えるはずの人であるはずであるだけに残念である。さらに、今もってこの内容が充分に新鮮であると言うことは、低周波音問題の本質は今もって何ら進展がないと言うことでもあろう。
もちろん、現実的には環境省の動きは遅々としてではあるが、進んでいることは確かではあるが、日々低周波音地獄の真っ直中に居る被害者にとっては自分の周りの低周波音、超低周波音が一掃されない限り全く進展が無いのと同じである。
ところで、久しぶりに「騒音SOS」のサイトを見たら、以前は理事として有ったはずの山田氏、犬飼氏、塩田氏の名前が全く見られなくなってしまったのはどうしたことであろうか? 手をひかれたのであろうか? 多くのモルモットを使うだけ使って見捨てたのであろうか?
NPOは「民間非営利組織」と訳し、「民間」即ち「政府の支配に属さないこと」だそうであるから、環境省(=政府)の低周波音対策検討調査検討委員をして見えるような方達が存在して居ることに問題でも有ったのであろうか。
もしそうであれば、NPOとは、本来、政府・自治体や企業では扱いにくいニーズに対応する活動を自発的に行う組織であり、環境省などにとっては非常にご苦労さんな「有り難い」組織であり、自らの動きの悪さを補ってくれるはずの組織であるはずなのだから、むしろ人材も、機材も多いに支援するのが本筋であるはずと考えるのだが、どうも私の認識が違うようである。
現場と実験を結ぶ実証的な理論的な著作であり多いに参考になった。しかし、ただ一点、長期暴露により既に音アレルギーになってしまった人たちの現実的苦しみへの視点が欠けていることが、恐らく日本で一番沢山被害者の実情を知って見えるはずの人であるはずであるだけに残念である。さらに、今もってこの内容が充分に新鮮であると言うことは、低周波音問題の本質は今もって何ら進展がないと言うことでもあろう。
もちろん、現実的には環境省の動きは遅々としてではあるが、進んでいることは確かではあるが、日々低周波音地獄の真っ直中に居る被害者にとっては自分の周りの低周波音、超低周波音が一掃されない限り全く進展が無いのと同じである。
ところで、久しぶりに「騒音SOS」のサイトを見たら、以前は理事として有ったはずの山田氏、犬飼氏、塩田氏の名前が全く見られなくなってしまったのはどうしたことであろうか? 手をひかれたのであろうか? 多くのモルモットを使うだけ使って見捨てたのであろうか?
NPOは「民間非営利組織」と訳し、「民間」即ち「政府の支配に属さないこと」だそうであるから、環境省(=政府)の低周波音対策検討調査検討委員をして見えるような方達が存在して居ることに問題でも有ったのであろうか。
もしそうであれば、NPOとは、本来、政府・自治体や企業では扱いにくいニーズに対応する活動を自発的に行う組織であり、環境省などにとっては非常にご苦労さんな「有り難い」組織であり、自らの動きの悪さを補ってくれるはずの組織であるはずなのだから、むしろ人材も、機材も多いに支援するのが本筋であるはずと考えるのだが、どうも私の認識が違うようである。