夕ご飯を食べながらぼーっとNHKを見ていました。夕方の名古屋版と言うより愛知版でなく、東海のニュースでした。
美浜で住宅地に小型風車が建つというのです。
ニュースを確認しようとネットを見たのですが、何故か、この時間に見たニュースで、結構時間をさいたはずですが、このニュースだけ有りません。
東海のニュース
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このニュースは短い時間ながら、なかなかよく取材していたのに消えてしまうのは、惜しい、と思ったのですが、確かに放送したようです。
まるっと! ▽小型風力発電で意外なトラブル - Gガイド.テレビ王国
地元のブログ「美浜町の風力・太陽光発電を考える会」で紹介されていました。
※翌日NHKに聞いたら。「あれは特集的なモノでココには載らない」と言うことでした。まー、一応タイトルくらい載せれば良いではないでか。これからの小規模風車の問題を挙げたので、上から削除命令でもあったのかと思いました。
以前、国が大規模風車の規制を厳しくすると言った時、業者は、「じゃー、規制の無い小規模風車は良いのね」と、たくさん造るのではないかと、冗談的にサイトのどこかに書いたのですが、
マサカ、こういった形(ココかどうか解りませんが)で本当に展開されているとは思いもよりませんでした。この写真を見ると下の方にはソーラーもあって、ココは風も太陽も良いのですよねー。
「クリーンエネルギーとして建設が増えている小型の風力発電施設。その一方で意外なトラブルも。どんな問題が起きているのか詳しくお伝えします。」
全然「意外」では有りません。可能性として十分考えられた事です。しかし、まさか25mの至近距離に造るとは唖然です。それを全然遠くの人に3300万円程度で「投資」として売るとは、投資用ソーラーと仕組みは同じです。エコはビジネスです。
それにしても、恐ろしいことです。このニュースの中で、
低周波音被害にもチョロッと触れて、「環境省は今のところ風車の被害は出ていない」とか言っていたように思うのですが、
これは全く嘘です。「風車の被害は出るはずは無い」としているだけで、実際に大型風車サイトでは低周波音被害者が出て、それに関わる問題がたくさん起きています。
一応小型と言っても、発電用の風車です。羽根の直径は15m程度、塔の高さは20m以上、回転直径は30mですから、こんなのを至近の距離に建てられたらパニックですよ。しかも、騒音を出します。
”低周波音は音では無い”聞こえないことになっており、『聞こえない音では被害は起きない』というのが国が言うところの”科学的知見”ですから。これまでこのせいで多くの低周波振動被害者が苦しんでいますが、違法で無ければ、合法ですから事業者は罰せられません。彼らに良心等と言うモノを期待してはなりません。
いずれ、エコキュート、エネファーム以上の被害者を出すことになるでしょう。
「東海のニュース」の右の方にこんなニュースも出ていました。
それにしても、風車が一端建てば、現地の人たちが後から何を言おうが、業者は恐らく、既に第三者(?=投資家)に売り渡してしまい、「知ったこっちゃない」になるのではないでしょうか。大型風車ではその様ですが。
風車の大小に関わらず、建設反対なら、とにかく『建てさせない』しか有りません。