こんにちは、マダム青い森です。
昨日、恐山の宿坊に泊まった話をしていましたが、今日は続き。
「恐れる山」という名前もあって、恐山は地獄のようなところ。
おどろおどろしい所というイメージをもつ方が多いのではないでしょうか?
マダムは境内ガイドさんや本で恐山について見聞きするなかで、怖いイメージがなくなりました。
むしろ、お天気のよい日など、地獄どころか極楽のような印象さえもちました。
今回、お坊さんに境内を説明していただいたところ、ますます極楽感アップ!
そんなご縁をいただけてとても幸せでした。
ところで、恐山には4ヶ所の温泉があります。
そのうちの1か所は宿坊に泊まった人しか入れませんが、他は参拝客に開放されています。
泉質がとてもよいらしく、わざわざ遠方から入りに来ている人もいるそう。
境内の温泉にはまだ入ったことがなかったのですが、今回はやっと実現。
女性用が2か所、男性用1か所で、外観は物置のような簡素な小屋です。
余計なものが全くなく、洗い場さえもありません。
入ってみたら、きれいな緑色の湯でやや熱め。
奥の方が少しだけ温度が低くなっているようでした。
恐山では全体に硫黄の香りがたちこめ、それも怖いイメージに一役買っているのかも?
硫黄分でお寺や宿坊では電化製品が壊れやすいそうで、宿坊のエレベーターは故障中。
修理には大金がかかるらしく、長いことそのままになっているとのこと。
自動販売機はすぐに壊れるらしく、敷地内では唯一ある宿坊のものも故障中。
お坊さんによると、パソコンや携帯もよく壊れる。
電器ポットもしょっちゅう調子が悪くなるとのこと。
そういうエピソードも恐山はたたりがあるから、なんて言う人もいるようですが、単に硫黄分が強いだけ。
改めて、境内をゆっくりまわって恐山って怖い所じゃないなぁと実感した旅でした。
また行きたくなる霊場、恐山にぜひ皆さんもおでかけください!