好天に恵まれた三連休も終わり、週明けから天気は次第に雪。
降雪がなかった数日間は、雪片付けもなくゆっくり過ごすことができました。
雪もさることながら、寒さも一段落。
そこで、今日は白鳥たちを観に出かけました。
ここは、白鳥の飛来地で有名な平内町浅所、先日初詣した雷電宮のすぐそばに位置します。
浅所海岸は遠浅で、渡り鳥の越冬場所としてはとても良いところです。冬の荒れた波もほとんどありませんし、外敵から身を守る場所にも適しています。
もちろん、人間が餌をくれることを知っています。
私たちが水際まで行くと、幼鳥が餌をくれと言わんばかりに近づいてきました。
しばらくの間、じっ〜と私たちを見つめています。
しかし、餌を持っていない事が判ると、別の人のところに移動していきました。
白鳥たちは家族単位で過ごします。
晩秋の頃、そう雪が積もるまでは、皆が近くの田んぼで落穂を食べて過ごしていますが、この大雪に覆われた田んぼでは餌を見つけることができません。
もし雪がなければ、日中餌を求めてどこかへ飛んでいって、この時間、この場所はほとんど不在なのでしょうけれど…
北へ帰る早春まで数ヶ月間、ここで過ごします。
そして雪解けの頃、再び田んぼで餌を食べ、長旅に備えます。
それまでは、空腹を凌ぐしかありません。