低気圧が東北地方を東に通過し、太平洋側の地域に大雪をもたらしました。
それは、重く湿った雪”ドカ雪”とよばれ何かと厄介です。
時間の経過とともに天気は西高東低の冬型に変化し、今度は日本海側に雪をもたらします。
乾いた雪です。
天候が変化するに従い、この時間帯は、とても静かに”わた雪””がと空から落ちてきました。
ふわり、ふわりと落ちてきます。
よく見ると・・・”新米”の”わた雪”は”先輩方”の上にくっついていきます。
そして次々と幾十にも重なって先輩方の上に積もっていきます。
気温はプラスのようです。
息がかかると、静かに解けて、小さな氷となります。
様々な結晶の形が面白く、暫くの間覗きこんでいました。
息を殺して・・・
やがて、気温や風などで壊れてしまいます。
天空の贈り物に、しばし童心に帰った気がしました。