恒星は、大きさも明るさも、大して変わらないという前提で話した方が楽だから、これでいこう。
恒星の見かけの円の面積の大きさは、距離の2乗に反比例する。
まあ、その恒星までの距離を半径とする球面の面積に反比例するといった方が正しいとおもう。
球面の面積は4×π×半径×半径でしょ。
この半径を、地球からの距離にして計算した数で恒星の面積を割る。
だから、恒星が地球から遠くなればなるほど、恒星の面積は小さくなる。
距離が無限大になればなるほど、恒星の見かけの円の面積は小さくなる。
そして無限の彼方にある恒星の見かけの円の面積は0になる。
もちろん、恒星の明るさも、同じように、無限の彼方にある恒星の明るさは0、つまり真っ暗になる。
だから、宇宙の大きさが無限でも、夜空は暗いんだよ。
この話、矛盾はないでしょ。
誰でしょ?
宇宙が無限だったら、夜空は暗くならない、と言ったのは?
それは、俺じゃないよ。