『あおまんとじゃあなる』

『本』と『ビール』と『泡盛』があれば、とりあえず幸せなのです

年末年始読本 その1

2008-12-28 22:01:36 | 『素人独断読書日記』

金庸作『飛狐外伝』1~3 (徳間文庫)

今年も年末年始はできるだけ
本読みしようということで
まずこの年末年始の第一弾に
選んだのが『金庸』の『武侠小説』でした

ところで
実は今回の『飛孤外伝』は
『雪山飛孤』の『外伝』にあたりまして
つまりは順番を逆にして読んだのであります

ネタバレになるので詳しい内容は載せませんが
『雪山飛孤』の主人公の
少年~青年時代のストーリーが
今回の『飛孤外伝』であります
主人公の生い立ちや復讐心や恋の行方と
青春小説に『武侠小説』を加味した
金庸お得意のストーリー展開となっていました
さらに金庸の第一作作品である
『書剣恩仇録』の紅花会の英雄たちも活躍するという
(活躍というより顔見世興行的にしか登場していませんが)
2倍楽しい作品となっていました
なんだかんだとワタクシは
昨日の昼からイッキ読みしました
冗談ではなく夕食抜きで読みきりました

アマゾンのコメントにもでていたのですが
できれば予習も兼ねて『書剣恩仇録』から
読み始めるとOKと思います

読んで損はないのですが
紅花会の面々の活躍シーンが
あまりにも少ないことから今回は
「☆☆☆」です
時代設定が重なっていますから
紅花会の面々を
もっと登場⇒活躍させてほしかったですね