仰々しいタイトルつけちゃいましたけど。ファイターズファンだけど語るよ(笑)。
オリックスファンの方、すんません。
先日のエントリでも紹介しましたとおり、オリックスの牧田が戦力外になりました。
最初に気になったのはドラフトの時です。
当時27歳で社会人5年目、というのがワタクシと同じ。
そしてドラフト11巡目という壮絶な順位。牧田まではギリギリ契約金が出たパターン。
これでプロ入りするってえんだから。この時点でチャレンジャー認定。
ちなみに同期でやっぱり同じ年の13巡目の深谷もチャレンジャー認定(こっちは契約金ゼロ、1年でクビ←余談ですが1回だけ出た一軍試合を見ました)。
深谷の場合は会社の野球部が解散するという事情もありましたけどね。
で、私が最初に実際にプレイを見たのは1年目のシーズン最終戦、BW-Bu@GS神戸でした(だって東京ドームに来なかったし)。
次の年の2003年のBW500円イヤーブックの選手アンケートによると、「一番思い出に残った試合」として挙げており、途中出場で三振2つ。
この途中出場の理由が、スタメンサードだった佐竹(これまた同じ年だな)がアウト判定をめぐる抗議で審判をどついて退場したからなのですが。康雄さん引退試合の他にも確かに印象深かった気はいたしますね。
その次に見たのは先日このブログでも紹介した2003年の東京ドーム、F-BW戦のベンチで。2週間後にはサーパス戦で見るハメになってましたが。
2003年以降は私もサーパス戦を実際に見に行くようになり、すると必然的に牧田がいるわけです。
試合前のシートノックの声のハイトーンボイス(選手内でもネタになってるくらいの)、サードからの送球の速さが気になりました。
“「内野手補充」で最後に呼ばれるけど、誰かが戻ってくると最初に落とされる”というパターンに陥ってた印象があります。
サーパスでは3割前後をキープ。でもなかなか呼ばれなくて、最後に呼ばれる。
Bクラスというチーム事情+毎年監督が変わるというのも大いに関係してると思います。
で、「この人は私の知らんところで活躍している」という状況が…。
だってさ、私の見てる一軍戦、ほとんど三振なんですよ…。しくしく。
こっちビジターだし、ファイターズ移転後は見に行く試合というと千葉か所沢だし。
挙句の果てには去年シーズン終盤の最初で最後となってしまった一軍ヒーローインタビューが…。
しかもファイターズ戦でしたので、「移転してなかったらハイトーンボイスのインタビュー聞けたじゃねえか!」と変な所に怒りをぶつけていたワタクシです。
今年は4月のBW-M@東京ドームの試合を見に行った時が最初だったと思います。左ピッチャーが出てきたので、古木の代打で三振してました。
この試合の後、Bsファンの友人が都内某所に飲みに行ったところ、牧田&康雄さんに出くわしたそうで。
友人「牧田さん、一軍レギュラー目指して頑張ってください」
康雄さん「それならあじさいおいでよ!」
…康雄さん、それひどい(涙)。
この話を聞いた時、「かわいそうな牧田」というフレーズが浮かびました。
このフレーズ、8月上旬に再登場します。
別の友人とフレッシュオールスターを見に行き、その試合後の雑談。
友人「K原が一軍あがってくるんだってよー(棒読み)」
わし「エー使えないのベンチおいとくの、選手枠の無駄ーっ」
友人「代わりにサーパス送りになるかわいそうな選手、いるよね…誰だろう…」
わし「…うーん…牧田?」
ゴトーと大引が怪我でいなかった時期だったのですが、北川がサードに回ってしまったがために塩崎がサード守備固め、阿部まの字も一軍戻ってきた、嶋村もいる、となると年齢的に消去法で牧田なんですよね。
年齢的にというのは正直おかしな話なんだけど。だって牧田より年上の選手って何人もいますしね。
ちなみに今年3回一軍に呼ばれてます。
友人「やっぱり牧田かなあ…」
わし「なんてかわいそうなんだ、牧田(涙)」
ここで「かわいそうな牧田」というフレーズは確定されたのでありました。
その公示を伝える記事の一方、降格を伝えられた牧田がショックのあまり号泣して、がっちゃん(小川博文)に抱えられて戻って行ったという話が。
怪我で万全ではない選手の代わりに降格なんて。猛打賞も叩き出したのに。
あまりにもかわいそうなので、さらにフレーズは強調されます。
その後私はサーパスの試合を5試合見に行きました。
牧田の起用回数は激減していました(古木がサード守っちゃったりしてるので)。
ただひたむきに、グラブをさばき、素振りを繰り返す姿がそこにありました。
高校、大学、社会人、プロとユニフォームを着られていることに感謝。
応援してくれているすべての人に感謝、その人たちの幸せを願う。
座右の銘は「礼」。
最後の最後でようやく出待ちできる余裕のある日が1日だけありましたので、声をかけるべく待ちました(まあ前田にも用事があったんですが…)。
…あんな低姿勢のプロ野球選手、ほとんど見たこと無い!と感激するくらいの人でした。
千葉から来た、と言ったら「遠くからありがとうございます」。
同じ年なので応援している、と言ったら「お互い頑張りましょう」…切ない言葉じゃないですか。
思わず御礼状をしたためましたよ。25年以上プロ野球ファンをやっていますが、ファンレターを実際に書いて郵送したのは彼だけです(これが初めてのファンレターというやつでした)。
もっと早く声を掛けることが出来ていたら、たぶんもっともっと早くファンになってただろうな。
今後は球団職員としてチームに残るとのことで。
頑張ってください、応援してます。
これから2通目のファンレター、筆を取ります。
前回は合宿所気付で送ったけど、今回は大阪事務所の方がいいのかな…?
ちょっと気になったので調べてみたら、初めて一軍に出た試合で初めて対戦した投手、佐々木貴賀なのね…。これも縁ですかねえ。
おまけ。ワタクシには珍しく、拾いもの。
2005年のサーパスヒーローインタビュー。代打でサヨナラヒット打った時のものですね。
話だけは聞いてたんだけど、お客さんが撮った動画を見つけてきました。
4年目で自己紹介してさらにバク転する牧田と、その後のサマシルに爆笑。
…さてこれどうしよう。今年最後にサーパス戦を見に行った帰りに買っちゃったんだ。1回も使ってないんだが。
【11/3 23:45追記】
2度目のファンレター書いて、ポストに投函してきました。今回は大阪事務所に送ります。
…右ひじ手術した前田大輔には書かないのかワタシ…。
オリックスファンの方、すんません。
先日のエントリでも紹介しましたとおり、オリックスの牧田が戦力外になりました。
最初に気になったのはドラフトの時です。
当時27歳で社会人5年目、というのがワタクシと同じ。
そしてドラフト11巡目という壮絶な順位。牧田まではギリギリ契約金が出たパターン。
これでプロ入りするってえんだから。この時点でチャレンジャー認定。
ちなみに同期でやっぱり同じ年の13巡目の深谷もチャレンジャー認定(こっちは契約金ゼロ、1年でクビ←余談ですが1回だけ出た一軍試合を見ました)。
深谷の場合は会社の野球部が解散するという事情もありましたけどね。
で、私が最初に実際にプレイを見たのは1年目のシーズン最終戦、BW-Bu@GS神戸でした(だって東京ドームに来なかったし)。
次の年の2003年のBW500円イヤーブックの選手アンケートによると、「一番思い出に残った試合」として挙げており、途中出場で三振2つ。
この途中出場の理由が、スタメンサードだった佐竹(これまた同じ年だな)がアウト判定をめぐる抗議で審判をどついて退場したからなのですが。康雄さん引退試合の他にも確かに印象深かった気はいたしますね。
その次に見たのは先日このブログでも紹介した2003年の東京ドーム、F-BW戦のベンチで。2週間後にはサーパス戦で見るハメになってましたが。
2003年以降は私もサーパス戦を実際に見に行くようになり、すると必然的に牧田がいるわけです。
試合前のシートノックの声のハイトーンボイス(選手内でもネタになってるくらいの)、サードからの送球の速さが気になりました。
“「内野手補充」で最後に呼ばれるけど、誰かが戻ってくると最初に落とされる”というパターンに陥ってた印象があります。
サーパスでは3割前後をキープ。でもなかなか呼ばれなくて、最後に呼ばれる。
Bクラスというチーム事情+毎年監督が変わるというのも大いに関係してると思います。
で、「この人は私の知らんところで活躍している」という状況が…。
だってさ、私の見てる一軍戦、ほとんど三振なんですよ…。しくしく。
こっちビジターだし、ファイターズ移転後は見に行く試合というと千葉か所沢だし。
挙句の果てには去年シーズン終盤の最初で最後となってしまった一軍ヒーローインタビューが…。
しかもファイターズ戦でしたので、「移転してなかったらハイトーンボイスのインタビュー聞けたじゃねえか!」と変な所に怒りをぶつけていたワタクシです。
今年は4月のBW-M@東京ドームの試合を見に行った時が最初だったと思います。左ピッチャーが出てきたので、古木の代打で三振してました。
この試合の後、Bsファンの友人が都内某所に飲みに行ったところ、牧田&康雄さんに出くわしたそうで。
友人「牧田さん、一軍レギュラー目指して頑張ってください」
康雄さん「それならあじさいおいでよ!」
…康雄さん、それひどい(涙)。
この話を聞いた時、「かわいそうな牧田」というフレーズが浮かびました。
このフレーズ、8月上旬に再登場します。
別の友人とフレッシュオールスターを見に行き、その試合後の雑談。
友人「K原が一軍あがってくるんだってよー(棒読み)」
わし「エー使えないのベンチおいとくの、選手枠の無駄ーっ」
友人「代わりにサーパス送りになるかわいそうな選手、いるよね…誰だろう…」
わし「…うーん…牧田?」
ゴトーと大引が怪我でいなかった時期だったのですが、北川がサードに回ってしまったがために塩崎がサード守備固め、阿部まの字も一軍戻ってきた、嶋村もいる、となると年齢的に消去法で牧田なんですよね。
年齢的にというのは正直おかしな話なんだけど。だって牧田より年上の選手って何人もいますしね。
ちなみに今年3回一軍に呼ばれてます。
友人「やっぱり牧田かなあ…」
わし「なんてかわいそうなんだ、牧田(涙)」
ここで「かわいそうな牧田」というフレーズは確定されたのでありました。
その公示を伝える記事の一方、降格を伝えられた牧田がショックのあまり号泣して、がっちゃん(小川博文)に抱えられて戻って行ったという話が。
怪我で万全ではない選手の代わりに降格なんて。猛打賞も叩き出したのに。
あまりにもかわいそうなので、さらにフレーズは強調されます。
その後私はサーパスの試合を5試合見に行きました。
牧田の起用回数は激減していました(古木がサード守っちゃったりしてるので)。
ただひたむきに、グラブをさばき、素振りを繰り返す姿がそこにありました。
高校、大学、社会人、プロとユニフォームを着られていることに感謝。
応援してくれているすべての人に感謝、その人たちの幸せを願う。
座右の銘は「礼」。
最後の最後でようやく出待ちできる余裕のある日が1日だけありましたので、声をかけるべく待ちました(まあ前田にも用事があったんですが…)。
…あんな低姿勢のプロ野球選手、ほとんど見たこと無い!と感激するくらいの人でした。
千葉から来た、と言ったら「遠くからありがとうございます」。
同じ年なので応援している、と言ったら「お互い頑張りましょう」…切ない言葉じゃないですか。
思わず御礼状をしたためましたよ。25年以上プロ野球ファンをやっていますが、ファンレターを実際に書いて郵送したのは彼だけです(これが初めてのファンレターというやつでした)。
もっと早く声を掛けることが出来ていたら、たぶんもっともっと早くファンになってただろうな。
今後は球団職員としてチームに残るとのことで。
頑張ってください、応援してます。
これから2通目のファンレター、筆を取ります。
前回は合宿所気付で送ったけど、今回は大阪事務所の方がいいのかな…?
ちょっと気になったので調べてみたら、初めて一軍に出た試合で初めて対戦した投手、佐々木貴賀なのね…。これも縁ですかねえ。
おまけ。ワタクシには珍しく、拾いもの。
2005年のサーパスヒーローインタビュー。代打でサヨナラヒット打った時のものですね。
話だけは聞いてたんだけど、お客さんが撮った動画を見つけてきました。
4年目で自己紹介してさらにバク転する牧田と、その後のサマシルに爆笑。
…さてこれどうしよう。今年最後にサーパス戦を見に行った帰りに買っちゃったんだ。1回も使ってないんだが。
【11/3 23:45追記】
2度目のファンレター書いて、ポストに投函してきました。今回は大阪事務所に送ります。
…右ひじ手術した前田大輔には書かないのかワタシ…。