今年は梅雨前線が日本列島上空に停滞気味のため、九州から東北にかけて豪雨災害をもたらしているようです。これが去年のように台風が発生していたら、梅雨前線を刺激してより一層被害を拡大させていたかも知れませんね。八丈島は梅雨前線から離れているため、曇天続きであるものの殆ど雨が降っていません。昨夜、停滞気味だった前線が南下したため久々にまとまった雨となりました。また、梅雨入り後に強めの南西の風が吹き続けているため、島西岸は時化気味の海況が続いています。このような梅雨の気象状況は記憶にないです。近年、ニュースや情報番組で「長年、この地域に住んでいるがこんな災害は初めての経験だ。」という被災者の言葉もよく耳にするようになりました。
温暖化の影響は既に農業や漁業にも深刻なダメージを及ぼしており、食糧危機も温暖化の急激な温度上昇の曲線に比例して、あっという間にやって来るのかも知れません。農業では栽培品種の変更など、漁業では対象魚種の変更などが検討されているようですが、現状に追い付いていないのが現実のようです。対応には経費もかかるでしょうし温暖化の進行が想定よりも早く進めば、全てが水泡に帰する可能性もあるかも知れませんよね。食料自給率の低い日本はどうなってしまうのでしょう。
既に後戻りできない危険な領域に足を踏み入れてしまったのかな?
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