モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

ベニヤカタガイ

2004年10月05日 | ウミウシ
学名: Aplustrum amplustre
 
【産卵中の個体】
 
【砂礫に潜っている複数の個体】
 
 殻高は大きいもので15mm以上となり、中型クラスのミスガイといった感じです。貝殻の色彩は、白地に黒く縁取られたトキ色(個体によって濃淡の差がある)の帯が入っています。日中は下側の画像のように浅場の砂や砂礫に潜っています。「頭隠して尻隠さず」といったところでしょうか? この光景、ウミウシ好きにとっては「お宝がザックザク」って感じかもしれませんね(笑) また、上側の画像の個体には、貝殻の側面(手前側)にリボン状のフワフワとした卵塊が確認できます。どうやら、この個体は産卵中だったようです。
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