アクアコンパス3 続編

アクアコンパス3が容量一杯になったので、こちらで続きを開始します。

ワールドクルーズ 12 ; 海洋都市国家ドゥロブニクを散策

2025-02-03 19:50:14 | 旅行

ここはクロアチアの世界遺産で、アドリア海の真珠と讃えられている。
おそらく日本人にとっては、ここが最も中世ヨーロッパ、しかも幻想的な雰囲気を味わえるところでしょう。
2度目の訪問になり、数時間、都市内を自由に散策をしました。

* 何処にあるのか  

「図1. 赤丸の位置がドゥロブニクで、クロアチアの端にある」

14~16世紀、ドゥロブニクはヴェネツィア(黄矢印)と、アドリア海と東地中海の海洋覇権を争い、栄えた。


「図2. 緑矢印がクルーズ船着岸地、黄枠がドゥロブニク、赤矢印が後背地の展望台」

「図3. 海から聳える城壁で囲まれた域内に、ほぼ完全な石造建築物群が残っている」

この地はヨーロッパだったが、森林が少ない事、ハンガリーやオスマンと朝貢関係を持ったことで、独特の雰囲気を醸し出している。
この城壁の上を有料で一周できますが、今回は行きませんでしたが、お薦めです。

* 私が歩いたルート  

「図4.赤線が歩行ルート、緑は不確かを示す。星印は複数方向、丸印は一方向の撮影」
写真の多くがGoProの広角撮影なので歪みがあります。


* 写真No.1 
バス停、インフォメーション、売店があります。
クルーズ船からのシャトルバスがここに止まりました。


「 奥の方が、クルーズ船の方向です」
左側にインフォメーション、売店が見えます。

 


「 奥の山に、ロープウエイで行ける展望台が見える」
展望台からの景色はお薦めですが、今回は行っていません。

 

「 城砦内にある鐘楼が遠くに見えている」

 


「 海側 」

* 写真No.2   
いよいよ城砦へ入場です。
入場料やチェックは有りません。

「 立派な城壁の右側に入口、ピレ門があります」

 


* 写真No.3から緑丸印まで、進みながら同一方向を写す 

 

「右がオノフリオの大噴水、すぐ左が救世主教会」

この真直ぐ伸びたメイン通りが、プラツァ通りです。
昔、この通りは海峡で、左(山)にスラブ人、右(海)にラテン人が住んでいたが、12世紀以降に埋め立てられた。
このダルマチア地方一帯は水が貴重で、ワインよりも高かった。
そこで15世紀に12km離れた山側から水を引き、この水道施設、オノフリオの大噴水を造った。

 

「 この左手がフランシスコ会修道院で鐘楼が見える」
ここは一番の観光スポットでしょう。有料。
修道院内には庭と回廊、その奥に700年も続く、ヨーロッパで三番目に古い薬局があります。
今回は行っていません。

 

* 写真No.4 ルジャ広場からの眺め  

 


「 鐘楼の左の門を抜けると、港に出る」
左サイド奥がスポンザ宮殿、右サイドが聖ヴラホ教会。
著名なヨーロッパの歴史家ブローデルは、スポンザ宮殿(税関)の資料にヒントを得て「地中海」を書いたと言われている。
この地は幾度も地震にみまわれ、倒壊と多数の死傷者を出している。
さらに1991年のユーゴスラビア内戦で、7か月間包囲され、砲撃により多大な損害を蒙った。
城壁を歩くと、砲弾を受けた屋根瓦が交換されているので、被害の大きさがわかる。

 

「 やって来た通りを振返り、ピレ門側を望む」


* 写真No.5 ルジャ広場から大聖堂へ向かう  

 

「 右が聖ヴラホ教会、奥に大聖堂が見える」

 

「 振り返ると、鐘楼の左にスポンザ宮殿の正面が見える」

 

「 左サイドが旧総督邸、正面が大聖堂の側面」

旧総督邸(レクター宮殿)は博物館になっており、優美な曲線と絢爛豪華な階段を有し、当時の家具などが見られる。

大聖堂を除いて紹介した建物の多くは、博物館となっており有料です。
セットになった割引パスも販売していました。


* 写真No.6 城壁近くの海洋博物館  

 

「 海洋博物館の入口」

ドゥブロブニクの古代から現代までの海洋交易と船の歴史が展示されています。有料。


* 写真No.7 海側の城壁   

 


「 城壁から海に出れる小さな入口があった」


* 写真No.8 忽然と現れた広い階段  

 


「 海側の城壁近くから下って、プラツァ通りに向かう途中、振り返る」

ここまで緑線のルートを散策して来たのですが、カメラのメモリーのトラブルで多くの写真を失い、紹介出来ないのが残念です。
この城塞都市は岩盤の上に、すべて石材で造られた建物と、石材で覆われた道と階段で出来ている。
複雑に張り巡らされた小道の上には、アーチ型のトンネルが掛かり、さらにその上に住居が重なっている。
地さな庭は、まるで箱庭のように、そこだけ土が敷いてある。
実にユニークな散策でした。


* 写真No.9 港に出る   

 


「 中央の小さな門がルジャ広場に通じる。鐘楼が見える」
ハイシーズンなら、この辺りは観光ボートの呼び込みで溢れている。

 


「 港の全景」

 

* 写真No.10 埠頭から港を一望する  

 


「 海への出口方向」

 


「 展望台がある丘を望む」

このダルマチア地方は、行けども行けども、このような乾燥地で、剥き出しになった石灰岩がゴロゴロしている。
そしてブドウの栽培が盛んで、ワインがよく作られている。
紹介出来ませんでしたが、この一帯の岬や湾、島の海岸沿いの至る所に別荘地帯があります。
天気が良い時は、本当に素晴らしい景勝地です。

 


「 城砦側を見る、左に大聖堂のドームが見える」

 

「 こちら側に海洋博物館がある」

 

* 写真No.11 夕陽に照らされる城壁  

 

「 左に城壁の外側、右にロブリイェナッツ要塞」

中世の都市にタイムスリップしたような感じを味わって頂けたでしょうか?
紹介しませんでしたが、城砦の中には、レストラン、土産物屋はたくさんあります。
この1月7日は、観光客が少ない時期なので、店もあまり開いていないようでした。

 

次回は、次の寄港地を紹介します。

 


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