白い花の唄

笛吹カトリ(karicobo)の日記、一次創作SF小説『神隠しの惑星』と『星の杜観察日記』のブログです。

雪が降らない あなたも来ない

2020年01月16日 10時18分10秒 | 日記
昨夜、というか今朝午前3時に前の記事を書いた時には、けっこうな量の雪が降っている実感があったのだが、夜が明けてみると車の屋根に少し残る程度。道路も真っ黒。
そう言えばこの冬、除雪車が出動したことがあっただろうか。知人が除雪車ドライバーなのだが、出動がないと手当てが減るのではないだろうか、なんてことも気にかかる。

雪の少ない暖冬は過ごしやすかろうと思うかもしれないが、-2℃から+2℃ぐらいまでの真冬日の方がしのぎ易い。体感気温は+4~5℃の方が低いのである。たぶん対流起こって風が吹くのと湿度の関係だと思う。
-5℃ぐらいまで下がるとさすがにしばれて寒い。

私の住んでるところは、おそらく県内で唯一、雪の日に傘が役に立つエリアだ。北西に単独峰がそびえてて冬型気圧配置で大陸から吹く風を遮ってくれるからだ。聖徳太子の時代からそれなりに人口のあるクニが出来ていたらしい。

このエリア以外はというと、雪は横からとか下から降るのである。
就職してたまたま県内でも穏やかなエリアに住めたもんだから、老後もここがいいなあーなんて気楽なこと言える、というのはある。

西国で生まれ育った人間にとって、北国に四半世紀住んでも雪は非日常。もっというと死のイメージと結びついている。

雪の日に異界に続く扉が開く、というファンタジーの構想を10年ぐらい転がしているのだが、まとまらない。この冬のうちにえいやっと形にしたいのだが、暖冬だと難しいかもしれない。

▽ △ ▽ △ ▽

〈追記: 冬チャリ〉

せっかく(?)雪が少ないので自転車通勤してみた。1月に自転車なんてこの土地に来て初めてかも。
当然寒い。しかし冷たい空気が快感だったりする。店舗や住宅の周囲、大きな道路しか除雪してないから、どのルートならクリアできるかという、クエスト的な要素もある。けっこうスムーズに走れてしまった。

雪がある場所は降りて歩く。帰りに雪が降り出したら、職場に自転車置いて歩いて帰る。

こういうイレギュラー感も楽しい。


〈追記の追記〉
帰り道は-1℃。チャリ飛ばすと鼻が冷たくてもげそう。冬チャリ、キビシイ。次はネックウォーマー装備する。
足は意外に寒くなかった。動いてる部位は大丈夫らしい。そして自転車降りて室内に入った途端、全身ポカポカ。新陳代謝良くなりそう。



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