掃苔
掃苔の三人の子の皆女 高野素十
懐メロと一汗流す墓掃除 拙
八月は死者の月と言われる。死者を迎え供養することが多いからであろう。先祖を我が家へお迎えする最初は墓掃除である。中学一年以来 墓掃除は小生の仕事になった。父母は商売なので、掃除する暇がなかったのて、自ずと小生の仕事となった。父母の老後の面倒を看、墓所もつくったので、いまだに続いている。老齢になったので、息子に頼もうとも思ったが遠隔の地での別居となれば、そうもいかない。掲句では子供を三人もったが、全員が女で他家へ
嫁ぐので墓守がいなくなることを残念に思っていることを詠んでいるのではと愚考している。
掃苔の三人の子の皆女 高野素十
懐メロと一汗流す墓掃除 拙
八月は死者の月と言われる。死者を迎え供養することが多いからであろう。先祖を我が家へお迎えする最初は墓掃除である。中学一年以来 墓掃除は小生の仕事になった。父母は商売なので、掃除する暇がなかったのて、自ずと小生の仕事となった。父母の老後の面倒を看、墓所もつくったので、いまだに続いている。老齢になったので、息子に頼もうとも思ったが遠隔の地での別居となれば、そうもいかない。掲句では子供を三人もったが、全員が女で他家へ
嫁ぐので墓守がいなくなることを残念に思っていることを詠んでいるのではと愚考している。
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