17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

オークション

2015-01-15 23:00:08 | 日記
無季
オークション鬼の嗤ひを覚悟して

オークションで買い物をした。微々たる毎月の貯金をはたいてオークションに参加した。平均寿命を超えているからからいつお迎えが来てもおかしくないので、無駄な物なのか、貴重なものか分からない。般若心経は難解である。 

日向ぼこ

2015-01-14 22:12:45 | 日記
日向ぼこ

伸び伸びと日向ぼこの腕時計
服の袖を伸ばしているので、太陽電池の腕時計の動きが鈍くなった、時としては止まったり、スローテンポに秒針が動く。それで、働いていめ人間をしり目に時計だけの日向ほこという現象も生じる。また添い寝と言い訳をして笑われる。日脚伸ぶ の季語の使える日が待ち遠しい。

寒の水

2015-01-10 18:11:25 | 日記
寒の水

寒の水飲み干す五臓六腑かな  細見綾子

酔い醒に一口多く寒の水  拙

酔い醒めの水下戸しらず と言われているように酔い醒めの水の旨さを知っているのは呑兵衛ばかり。
中にはこの水を飲みたくて酒を飲むという御仁もゐるとか。とにかく旨いのは確か。

七草粥

2015-01-07 10:51:54 | 日記
七草粥
七草粥欠けたる草の何々ぞ   鷹羽 狩行
 
七草粥隅に置かるる今朝のパン   拙


毎朝 ゆっくり起きて一人でパンを食べるのが僕の朝食。早起きの妻に合わせて今朝は七時に
七草粥を食べた。芹なずなごぎろょうはこべら・・・。暗記した昔もあったが、七草を全部摘んだ記憶はない。
当地は根雪で見つけるのは大変。旧暦であれば、見つけることは可能であったかもしれない。近頃はスーパーで
七草のセットが販売されているので、容易に入手できる。
七草を刻み口ずさんだ唄 鳥追いの行事 俳句の中にだけ見られる風物詩になった。せめて七草粥ぐらいは生涯食べてみたい。

福引

2015-01-06 15:05:25 | 日記
福引

福引のかんらかんらと回りけり   辻 桃子
福引や値上げを見越す人の知恵  拙

円安が進み実質賃金はへり、年金の価値も値べりした。でも、正月はそんなことには頓着なく、
商店の大売り出しの景品や福引に誘われ衝動買いをする人も多い。二月に値上がりするものは
この際買い溜めをするという生活の知恵に後押しをされて動く人。
極楽ももう午に近くなったのでございましょう。 蜘蛛の糸