
今日は、うっすら曇り気味の空なのだけど
おととい会った梅の木たちは、満開でした。
土と、冬色の芝生の上には
梅の花弁が絨毯のように敷き詰められ
辺りには梅の香が漂い
しばし、『ここは現実の世界かな?』と思うような
梅の花の中にいるかのようなところでした。
まだまだ寒いけれど春が居る。
少しずつやって来ているみたいだ。
仕事上のあれこれがあった時には、
人と人との間の壁や思いこみや軋轢、理不尽など
社会の中では存在することもあるけど
意外と、元を辿れば人の心は素直に横たわっていたりして
『人』というもの
何とも、怖いものでもあり可愛いものでもあり、尊いものでもある。
四苦八苦しながら日々、息を切らしながら過ごしていると
こんな風景が心に沁み入る。
先陣を切って咲く満開の梅の花に
尊敬の眼差しを送りながら
最近のトホホなことに、さらにトホホとなっても
この世界にこんな風景があれば
どんなものも『尊いもの』に集約される。
世界は、可愛い。
世界は、可愛い
可愛らしくて可愛らしくて
息を潜める万物の素に寄り添ったら
一瞬で引き戻される
光の銀河の幾筋の流れ
世界は、可愛い
可愛らしくて可愛らしくて
愛おしい