
一日中、雨が降っていた。
雨が少なかったからこれから息を吹き返す植物には
ちょうど良い潤いになったのではないかな?
それよか
何年も(もしかしたら10年位?)前に買ってきた
トネリコやガジュマルの水やりをすっかり忘れていて
葉がしんなりしてしまっていて
申し訳なくて申し訳なくて…忘れないように
目に付く所へ移動させておいた。(>_<)
雨が降るとすぐ思い浮かぶもの。
それは、植物の葉や花びらに辿りついた雨粒だ。
大きいの小さいの
まん丸なの、楕円なの、色んな物があって
雨粒の世界だって個性豊かだ。
見ていると全然飽きないどころか
もっともっと色んな雨粒が観たい…と
背中が冷たくなるのも構わずに(←傘をささずにいたのです)
眺めていたい。
ようこそ
と言うべきか
おかえり
と言うべきか、何度も訪れる友人のような雨の粒。
それっくらい、雨が降る度に眺めているな。
そんな雨粒の訪問が豊潤な出来事となる、
一雨ごとに暖かくなっていく季節が
やって来た。
ようこそ、おかえり
空からやって来て
土に沁み込み、湧き出でて、川となって流れ
海へ向かう
僕も一緒に連れてって
そういうわけにもいかないだろうけど
ただ、ちょっと言ってみただけ
いってらっしゃい、またきてね
次も、僕に聴かせてね
あの時の瞳のような、紫色した豊潤な歌を