少年少女

４月７日、火曜日。
午前７時４６分。
曇り。


今は、降っているのかいないのか…外へ出てみないと分からないけど
多分、降ってないのではないかな？
それくらい、雨を含んだ雲が浮かんでいるように見えました。
潤った雲です。


昨日は、指示された仕事も少なく特に忙しくなかったけど
でも、止まることなく動き続けていたからか
疲れがたまっているのかな…？
傘を忘れてきてしまいました。（ちょうど降ってなかった）


仕事から帰ってきて
晩ごはんを食べ
ゴールデンタイムがとっくに過ぎたテレビを眺めていると
いつものように、うたた寝に突入…(-.-)zzZ
うたた寝をしない日はないといって過言ではないのです。


でも、いつものようにうたた寝といっても
ひとつ、いつものようにではなかったことがありました。
うたた寝の枠を越えてしまい
目が覚めた時には、外が明るくなっていました。(>_<)


いつものうたた寝は
目覚めた時
まだ外は、暗いのです。
お風呂に入っている間も、何とか暗いのです。


そんなに疲れているかねぇ？
自覚はないのだけどな。
ただの眠るのが好きなだけかも？



あれは幼稚園の頃。
家族でどこか遠出した日や
海まで遊びにいった日など
夜は決まってグッスリ眠りました。


グッスリすぎるくらいグッスリしてしまい
朝は母が起こそうとしても全く起きなかったらしいです。
僕も
その時のことは全然記憶にないです。f^_^;


そんなグッスリすぎるくらいグッスリの日は
幼稚園を休みました。
目覚めると
お昼が間近の時間で、太陽は空高く
いつもの部屋ではない雰囲気で…


『あっ…幼稚園は？！』
と、ハッとして呆然とするのです。（一応）


寝過ごしてしまった…と
何で気付かなかったのだろうと
小さい体と小さい脳ミソで考えてから
脳裏に浮かぶのは
前日の遊びに行った風景なのでした。


海や、砂浜や、休耕田に咲く蓮華。
潮干狩りに行った湖。
時には、遊園地や動物園、花の公園。


海が多かったです。
今は、震災以降
海には全く行かなくなってしまったけれど
父が海が好きだっので（山も好きだったけど）
よく、連れて行ってもらいました。
寄り道した蓮華畑が大好きでした。^^


父にしてもらったこととして必ず思い出すのは
そんな風景です。
素朴な、どこにでもある風景だけど
思い出すのは一面の蓮華の花です。


もう少し詳しくいうと
蓮華畑の中には
蓮華の花の首飾り（花輪？）を作る姉２人の姿もその中にあります。


姉たちは、グッスリすぎるくらいのグッスリは
しなかったのかな？
寝坊していたのは…僕だけ？
今も昔も変わらんね？


今日も雨です。
雨だけれど、きっと、恵みの春雨ですね。
良い日を！












『少年少女』

日曜日の海
少女だった姉の
花畑

夏休みの山
古い町並みは
潤う深山

かつて少年だった父は
心の中で
いつまでも父である

町を歩く
少年少女達には
大切な思い出を持ってほしい

それらは必ず
いつか思い出し
少年少女達の
光や力、支えになる時が来る

子供さんを持つ
お父さんお母さんには
子供さんにそんなプレゼントを
してあげてほしいと

蓮華の首飾り
掛けてもらっている
小さな少女がいる
思い出がいる







＊